科学・医学
会津若松医師会付属会津准看護高等専修学校と医師会館の落成記念式典祝賀会は28日、会津若松市の会津若松ワシントンホテルで開かれ、関係者が新校舎の完成を祝った。 約90人が出席し、加藤道義会津若松医師会長が「先輩方が築いた地域医療の確保や看護教…
今冬2016年-2017年の東北は、例年より早くインフルエンザやノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の流行が始まりそうだ。既に複数の学校が学級・学校閉鎖の措置を取っており、石巻市では幼稚園と小学校で計210人が感染性胃腸炎に集団感染した。医療機…
いわき海洋調べ隊「うみラボ」が国連生物多様性の10年日本委員会(事務局・環境省)「生物多様性アクション大賞2015」で特別賞の復興支援賞を受けた。県内団体の入賞は初めて。 うみラボは、いわき市民や大学教授ら有志によって平成25年秋に発足した…
福島県など国内とフランス、ポーランド、ベラルーシ各国の高校生の外部被ばく線量を比較研究してきた福島高スーパーサイエンス部は、被ばく線量について「ほとんど差はない」と結論づけ、論文にまとめた。論文は27日、英国の学術専門誌「ジャーナル・オブ…
経済産業省、文部科学省などが主催する第6回ものづくり日本大賞の受賞者が28日発表された。県内からは郡山北工高コンピュータ部(郡山市)が内閣総理大臣賞ものづくりの将来を担う高度な技術・技能分野(青少年部門)、古河電池(いわき市)が経済産業大…
福島県内11歳以下 セシウム不検出 東京電力福島第1原発事故を受けて開発した乳幼児専用のホールボディーカウンター(WBC)を用いた内部被ばく検査で、受検した約2700人全員から放射性セシウムが検出されなかったことが8日、分かった。東大医科学…
100%アンモニアで発電 産総研、メタン混合も成功 産業技術総合研究所(産総研)が東北大と共同で研究を進めているアンモニアを活用したガスタービン発電について、産総研は17日、メタンとアンモニアの混合ガスを燃やした場合、また、100%アンモニアガ…
■福島病院が福島県初「赤ちゃんにやさしい病院」認定 国立病院機構福島病院(須賀川市)は、世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)が提唱する「赤ちゃんにやさしい病院(BFH=ベイビー・フレンドリー・ホスピタル)」に県内で初めて認定され…
地元野菜に舌鼓 新地で「食育スクール」事業始まる 文部科学省の「スーパー食育スクール」に町内全4小中学校が選ばれた新地町は3日、本年度初の事業として新地小でイタリア料理教室を開き、児童が旬の地元野菜を使ったメニューに舌鼓を打った。 各家庭で地…
自然減衰より早期減少 JAEA、80キロ圏空間線量予測 日本原子力研究開発機構(JAEA)は30日、東京電力福島第1原発から半径80キロ圏の空間線量予測を発表した。予測では、放射性セシウムの自然減衰に、「都市」や「水田」など地理的条件ごとの減…
<プラチナくるみん>先進起業 魅力も育つ 職場環境を整えたことで女性社員も増えた 仕事と子育ての両立支援に積極的な企業の最高クラスとして厚生労働省が認定する「プラチナくるみん」を、仙台市と山形市の2企業が4月、全国で初めて取得した。育児休業(…
めまい患者が震災後急増 福島の津波被災地 東日本大震災で津波被害を受けた福島県の北部沿岸地域で、めまいや耳鳴りを発症した患者が震災後、約2年にわたって増えていたことが、東北大大学院医学系研究科の日高浩史准教授=耳鼻咽喉・頭頸部(けいぶ)外科…
岩手大(岩渕明学長)農学部の木村賢一教授(化学生物学)の研究室は、久慈市産の琥珀(こはく)から新規の抗アレルギー物質を発見した。動物実験で鼻づまりやかゆみを抑える効果を確認し、久慈の復興応援の意味を込めて「Kujigamberol(クジガ…