山形県産の「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の4銘柄が特Ａ 2014年産米の食味ランキング

山形県４銘柄が最上級“特Ａ”　14年産米・食味ランキング

　日本穀物検定協会が19日に発表した2014年産米の食味ランキングによると、最上級の「特Ａ」ランクが42銘柄と過去最多になった。山形県産は「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」「ひとめぼれ」の4銘柄が特Ａに入った。産地・品種ごとに全国（東京都と大阪府、沖縄県を除く）の約130銘柄を評価した。

　山形県産米の特Ａ獲得は「つや姫」がデビューから5年連続、「はえぬき」が21年連続、「コシヒカリ」が10年連続11回目、「ひとめぼれ」は2年連続10回目。

　新潟県魚沼地区のコシヒカリはことしも特Ａとなり、ランキングに特Ａが加わった1989年産以来のトップ評価を全国で唯一維持した。道府県別では愛媛県が、ヒノヒカリで初めて特Ａ評価を得た。

　岐阜県飛騨地区のコシヒカリと島根県の「つや姫」も初めて特Ａとなった。

　食味ランキングは、44道府県の農業試験場などが質に自信のあるコメを出品。銘柄を隠して炊いた白飯を外観や香り、味といった項目ごとに20人の専門家が評価する。

　特Ａは、13年産が38銘柄、12年産は29銘柄だった。特Ａの増加が続いていることに関して、検定協会の山本徹会長は「品種改良や栽培技術向上の成果だ」と述べた。

■１４年産米、「特Ａ」が過去最多　食味ランキング

2015年2月19日 17時30分

　日本穀物検定協会が１９日に発表した２０１４年産米の食味ランキングによると、最上級の「特Ａ」ランクが４２銘柄と過去最多になった。産地・品種ごとに全国（東京都と大阪府、沖縄県を除く）の約１３０銘柄を評価した。

　新潟県魚沼地区のコシヒカリはことしも特Ａとなり、ランキングに特Ａが加わった１９８９年産以来のトップ評価を全国で唯一維持した。道府県別では愛媛県が、ヒノヒカリで初めて特Ａ評価を得た。

　岐阜県飛騨地区のコシヒカリと島根県の「つや姫」も初めて特Ａとなった。

　特Ａは、１３年産が３８銘柄、１２年産は２９銘柄だった。