みちのくより愛をこめて 0007

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青森県田子町の新商品、ガーリックパウダー入り炭酸飲料「ジャッツ タッコーラ」が大反響 ココロにも刺激的~

タッコーラ人気爆発 ネットで反響、再販売へ
 ニンニクで有名な青森県田子町の新商品、ガーリックパウダー入り炭酸飲料「ジャッツ タッコーラ」が反響を呼んでいる。1月9日に発売されるとインターネット上で話題となり、年間目標の1万本がわずか1カ月で完売。関係者は日に日に積み上がる予約の多さに面食らいつつ、2万本を増産して3月15日に販売を再開する予定だ。

 タッコーラは、土産物などを販売する第三セクター「田子町ガーリックセンター」総務課長の佐藤恵子さん(39)らが考案した。味はコーラ味だが、後味にはニンニクの臭いがする。「おいしい」「まずい」「焼き肉のたれ」と評価はさまざまだ。ニンニク入りと聞いて栄養ドリンクと勘違いした人もいたという。

 地元出身の佐藤さんのモットーは「ノーガーリック、ノーライフ」(ニンニクのない人生なんてあり得ない)。ワサビやからしが入った炭酸飲料があるのを見て、ニンニク入りの飲み物を作ろうと思った。

 反響は、ニンニクラーメンなどの歴代ヒット商品を大きく上回った。最初は見向きもしなかった町の人が人気を知り、泡を食って買いに行くと在庫はなくなっていた。予約は既に約1万本に達した。スタッフからは「毎日の集計が怖い」との声も漏れる。

 商品名には青森県南で驚いた時に使う方言「じゃっ」を加えた。佐藤さんは「変な商品だと、面白がってもらえたらうれしい。臭いは残らないけれど、気になる人は周りの人とみんなで飲めば大丈夫」と話す。

 1本200ミリリットルで300円。3月の販売再開に先立ち、28日に町内で開かれる「たっこにんにくまつり」でも、1人1本限定で計100本を販売する。連絡先はセンター0179(32)3165。

※商品は田子(たっこ)の名産品であるにんにくの粉末をコーラに入れたもの。ピリッとした炭酸の刺激からにんにくの後味がやってきます。ちなみに商品名の“ジャッツ”とは田子で驚きを表現する際に言う方言です。

田子は、収穫期の7月上旬ごろには町全体がにんにくの香りに包まれるほどの“にんにくの町”。これまでにも「にんにくワイン」「にんにくアイスクリーム」などあらゆるにんにく商品を発売してきました。

タッコーラは新たなにんにく商品を開発すべく試行錯誤を繰り返す中で、「にんにく=料理」という枠からはみ出て考えた結果生まれたそうです。「飲んだ時の感覚は、あなたの心にも刺激を与え、忘れられない体験となることでしょう」とのこと。


 ■ジャッツ タッコーラの刺激的快感を体感する。
まず丁寧にキャップを開け、ボトルからの微かなにんにくの香を楽しみながらぐいっと飲む。
ピリっとした炭酸の刺激とにんにくの後味が快感ですね。

 

 ★田子町(たっこまち)は、三戸郡の西南部、南は岩手県、西は秋田県との境に位置した青森県最南の町である。


町面積の多くを山地にて占めており、町を東西に流れる、熊原川、相米川、大川などの流域沿いを主とした居住圏としている。町名はアイヌ語のタプコプ(小高い丘)に由来する。山岳地帯特有の冷涼な気候であり一日の中でも寒暖の差が大きい。また、ニンニクの生産が盛んであり、「ニンニクの町」として全国的に知られている。

総人口
5,603人
 (推計人口、2014年12月1日)

人口密度
23.1人/km²
地理
青森県の最南部、岩手県秋田県との境に位置する。

八甲田山系を構成する山岳地帯に位置し、町面積の多くを山地が占める、自然豊かな町である。1992年には環境庁より星空日本一に認定された。
山: 大黒森(719 m)、雷鉢森(874 m)、朝日奈岳(720 m)、猿ヶ平(679 m)、黒森(727 m)、大倉森(897 m)、四角岳(1003 m)
河川: 熊原川、相米川、杉倉川、種子川、かぎかけ川

歴史
古くより定住集落が存在していたと見られ縄文遺跡も多数出土している。

鎌倉時代の始め、奥州合戦の功により南部光行が糠部五郡を拝領して以降、南部氏の支配地となる。田子にも支城が築かれ鹿角方面への要衝として機能した。

江戸時代に入ると南部藩尾去沢鉱山(現・鹿角市)から野辺地湊への交易ルートとして栄えた。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により田子村、相米村が合併して発足。
1928年(昭和3年)11月10日 - 町制施行、田子町となる。
1955年(昭和30年)3月1日 - 田子町と上郷村が合併し、田子町となる。

行政
町長:松橋良則(2005年7月11日 - ) 1943年(昭和18年)10月24日生(64歳) 略歴:町議会議員

前町長: 中村隆一(2002 - 2005年7月10日)
町議会:議員定数16名(公明党1名、無所属15名)

経済

町の基幹産業は畑作を中心とした農業である。特にニンニクは全国的に知名度が高く、ニンニクを中心とした町作りが行われている。

産業
農業:ニンニク なめこ
畜産:田子牛

郵便
田子郵便局(集配局)(84036)
陸奥上郷郵便局(集配局)(84049)

姉妹都市・提携都市

国外
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ギルロイ
 1988年(昭和63年)4月18日 姉妹都市提携

にんにくの生産地。1987年7月にギルロイ市の「ガーリックフェスティバル」を田子町職員らが訪問、翌8月に行われる田子町の「にんにく祭り」にギルロイ市長らを招待したことが契機。
産業・文化・教育等の交流が行われている。イタリアの旗 イタリア ピアチェンツァ県 モンティチェッリ・ドンジーナ
 1992年(平成4年)9月11日 姉妹都市提携

にんにくの生産地。モンティチェッリ・ドンジーナとすでに姉妹都市関係であったギルロイからの紹介を受け、1990年10月のモンテチェリ・ドンジーナの「にんにくまつり」に田子町から職員が訪問したことから交流が継続して行われるようになった。産業・文化・教育等の交流が行われている。
このほか、韓国の瑞山市ともにんにく産地の縁で継続的な交流が行われている。


所轄警察署
三戸警察署田子駐在所
三戸警察署上郷駐在所

所轄消防署
八戸地域広域市町村圏事務組合三戸消防署田子分署

教育

高等学校
青森県立田子高等学校

中学校
田子町立田子中学校

小学校
田子町立田子小学校
田子町立上郷小学校
田子町立清水頭小学校

金融機関
青森銀行田子支店
青森県信用組合田子支店
八戸農業協同組合田子支店

主要機関・企業
タプコピアンプラザ
ガーリックセンター

交通

路線バス
南部バス:田子線
田子町コミュニティバス

道路
一般国道:国道104号
県道 主要地方道青森県道21号田子十和田湖線、岩手県道・青森県道32号二戸田子線
一般県道:青森県道143号南部田子線、青森県道・岩手県道181号道前浄法寺線

農道 広域農道:三戸広域農道


名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
大黒森
頂上付近の山肌を這うようにして数万株のヤマツツジの群生が広がる。頂上からは360度のパノラマが見渡せる。
和平高原
1992年に星空日本一に輝く。田子牛の飼育も行われる。
みろくの滝
熊原川源流に存在する。ピクニックコースが整備されている。
田子館址
三戸城支城
日ノ沢館址
三戸城支城旧橋本家住宅 〔田子字川代ノ上ミ〕
県重宝、19世紀後半の南部曲家、タプコプ創遊村に移築。
真清田神社
807年創建と伝えられる。
田子神楽
青森県無形民俗文化財指定。南部藩御用神楽タプコプ創遊村
伝統産業や文化に対する体験施設、郡アルペンスキーの聖地「創遊村229スキーランド」を併設する。
タプコピアンプラザ
図書館、野外ステージ、文化ホール、田子町ケーブルテレビジョンのテレビスタジオを併設。町民向けの文化発信基地として設立された。
大黒森つつじ祭
虫追い祭り
青森県無形民俗文化財指定。江戸時代より伝わる五穀豊穣を祈願する祭り。
出身有名人
宇藤義一(画伯)
川三番地(漫画家)