みちのくより愛をこめて 0007

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釜石市が整備する釜石情報交流センターの工事安全祈願祭が3月25日行われる 

釜石の情報交流センター着工 市民スタジオやカフェ

 住民の情報発信の場として釜石市が整備する釜石情報交流センターの工事安全祈願祭は25日、同市大町の現地で行われた。使用開始は12月の予定。

市は中心市街地の再生に向け、同センターや昨年完成した共同店舗、今後建設する新しい市民ホール(2017年完成予定)などを中核施設に位置づけ、にぎわい創出を目指す。

 

 式には約40人が出席。神事に続き、野田武則市長が「さまざまな情報や文化を発信する拠点にしたい」とあいさつした。

 

 鉄骨造り2階建ての同センターは多目的集会室や会議室、市民スタジオなどを備える。1階にはオランダ生まれのウサギのキャラクター「ミッフィー」をテーマにしたカフェを併設する。

 

延べ床面積973平方メートル。総事業費は5億3千万円で、うち3億円を復興交付金で賄う。最大160人を収容する多目的集会室では復興支援団体「チームスマイル」(東京都渋谷区)の協力で、首都圏での音楽ライブ映像や映画の上映など年間約40回のイベントを予定する。