みちのくより愛をこめて 0007

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環境省は3月26日、福島県南相馬市小高区に建設した仮設焼却炉を稼働

震災がれき仮設焼却炉稼働・南相馬
 

国の仮設焼却炉を視察する桜井市長(手前)。避難区域内のがれき焼却が終わるのは、帰還目標から1年後の2017年3月だ

 
 環境省は26日、南相馬市小高区に建設した仮設焼却炉の稼働を始めた。処理能力は日量200トン。2017年3月までに、東京電力福島第1原発から20キロ圏内の震災がれきなど約8万9000トンを処理する予定。
 総事業費は約340億円。敷地は原発事故後に提供された旧化学工場跡地約2.5ヘクタール。敷地内には、避難区域外の市内の震災がれきを国が代行処分する同規模の仮設焼却炉の建設が決まっており、今夏にも着工する予定。