みちのくより愛をこめて 0007

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盛岡中央消防署新庁舎に性能基準に東洋ゴム工業子会社が製造の適合しない疑いがある免震装置のゴムが使用?

新庁舎に東洋ゴム免震装置 建設中の盛岡中央消防署


  

 2016年5月からの稼働を目指し盛岡市盛岡駅西通1丁目に建設中の盛岡中央消防署新庁舎に、東洋ゴム工業大阪市)の子会社が製造し、国の性能基準に適合しない疑いがある免震装置のゴムが使われていることが1日、同社などへの取材で分かった。同社は性能を調査中で、結果は今月中旬までに示されるが、基準に満たなかった場合は取り替えもありうる。

 新庁舎の免震装置ゴムは、同社が「一部で基準を満たしていない可能性がある」と25日発表した129棟の一つで、国土交通省が13日に認定を取り消したゴムを使用する55棟には含まれていない。

 新庁舎への取り付けは28基で、昨年12月に完了している。新庁舎は鉄筋コンクリート造り6階建てで、延べ床面積は約6970平方メートル。総事業費48億9869万円。