みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

元プロレスラーで参院議員のアントニオ猪木さん復興と豊作を願い相馬で田植え

「闘魂米」田植えダ~! アントニオ猪木さんとJA“タッグ”
 

アントニオ猪木さん参加者を激励し田植えを行う
 
 元プロレスラーで参院議員のアントニオ猪木さんとJA全農県本部、JAそうまがタッグを組み東日本大震災からの復興と豊作を願う「東日本大震災復興 豊穣祈願“闘魂米育成プロジェクト”」による田植えは24日、南相馬市原町区泉の水田で行われた。

  猪木さんが代表を務めるイノキ・ゲノム・フェデレーションが主催した。田植えを行った水田の面積は約70アール。収穫したコメは「闘魂米」として販売していく計画で、売り上げは復興を目的とした寄付金に充てる。

JAそうま関係者、地元の農家、住民、相馬農高の生徒ら約100人が参加した。開会式で猪木さんは「南相馬から元気を発信するために少しでも力になりたい」とあいさつ、一緒に訪れた格闘家の人たちと共に住民と触れ合う機会も持った。

  田植えは格闘家の人たちも行った。参加者は苗を一本一本手で丁寧に植えた。猪木さんは「1、2、3、ダー!」と拳を力強く突き上げ、農業の再生、地域の復興に懸ける思いを胸に田植えに挑む参加者を激励した。