みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

ミラノ万博に参加の福島県内5団体「感謝と元気」を届ける準備を進める

「復興支援への感謝伝える」 ミラノ万博に参加の5団体
 
 「元気な福島の姿を見せたい」。イタリア・ミラノ国際博覧会(万博)で7月11日に開かれる「ジャパンデー」の東北復興祭りパレードに出演する福島県内5団体は、最終練習をするなど本番に向け準備を進める。

 

出演するのは福島わらじまつり、郡山うねめまつり、会津彼岸獅子、じゃんがら念仏踊り、木幡の幡祭りの本県を代表する祭りと郷土芸能の演じ手たち。宮城や岩手など東北の他県の代表とともにパレードする。「復興支援への感謝の気持ちも伝えたい」。渡航を前に、関係者は口をそろえた。 
  

「『福島県、いわき市ここにあり』というような存在感のあるじゃんがら念仏踊りを披露したい」。JAいわき市や同市平菅波地区の菅波青年会などで構成する特設のJAいわき市じゃんがら念仏踊りチームのメンバーは思いを強くする。


  じゃんがらは太鼓やかねを打ち鳴らしながら、新盆を迎えた家を供養して回る郷土芸能。市指定無形民俗文化財で夏の風物詩としても知られる。パレードに参加するのは精鋭20人。じゃんがらは円になって踊るが、本番は約500メートルをパレードするため創作を加えた新たなじゃんがらで臨む。

 

毎週のように練習を重ねてきた。太鼓を担当する同JAの鈴木暁彦さん(33)は「震災後の支援への感謝と復興に向かい元気に頑張っている姿を発信したい。風評に負けず、胸を張り安全で安心できる食を提供している気概を見せたい」と意気込みを語った。

 

★ジャパンデー


万博では、会期中、各参加国の参加を称えるナショナルデーが開催されます。日本のナショナルデーである「ジャパンデー」は、2015年7月11日(土)に決定しました。


ジャパンデーでは、会場中で公式式典や様々な催事が行われます。その中でも屋内最大規模で行われる文化公演は、2005年愛・地球博の理念継承団体であり、日本館に特別協力を頂いている一般財団法人地球産業文化研究所が主催し、日本館が共催するイベントです。

 

愛・地球博閉幕から10年間、着実に受け継がれてきた、愛・地球博の理念「自然の叡智」の継承を軸とし、食に関する地球的課題解決に取組むミラノ万博の場にて、食と命を育む、豊かな自然や生物等との関わり等を、文化交流を通じて、メッセージとして世界へと発信します。


ジャパンデーにおいて「東北復興祭りパレード in ミラノ万博」の開催決定、日本館は連日行列の人気パビリオンに


文化公演 開催概要

名称:「ジャパンデー文化公演」(仮)

主催:一般財団法人地球産業文化研究所(GISPRI)

共催:ミラノ万博日本館

日程:2015年7月11日(土)

時間:開場16時30分、開演17時30分、終演18時30分(いずれも予定)

会場:ミラノ万博会場内オーディトリアム(会場キャパシティ:約1,200名)


文化公演 出演者

きゃりーぱみゅぱみゅ

歌手・モデル。フルネームは、きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ。高校を卒業した2011年夏に、ワーナーミュージック・ジャパンから、中田ヤスタカ(CAPSULE)プロデュースによるミニアルバム「もしもし原宿」でメジャーデビュー。

 

2012年5月に発売した初のフルアルバム「ぱみゅぱみゅレボリューション」は、オリコンデイリーチャート初登場1位、さらにiTunesでも日本総合チャートや世界各国のエレクトロチャートで1位を獲得。その後、自身初となる全国ツアー、日本武道館単独公演、NHK紅白歌合戦初出場と快進撃を続ける。

2013年には、初めてのワールドツアー(8つの国と地域、13都市)を大成功させ、2013年6月に満を持して発表したセカンドアルバム「なんだこれくしょん」は、オリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。

そして2014年、2度目となるワールドツアー(11の国と地域、15都市)も大成功で終え、サードアルバム「ピカピカふぁんたじん」は、北南米、欧州、オセアニア、アジア圏など世界4大陸、15ヶ国(地域)で同時発売。2作連続となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を獲得。

 

そして約3万5千人を動員したホールツアー 「きゃりーぱみゅぱみゅの雲の上のHEAVEN’S DOOR」(15都市17公演)、10月18日よりスタートした自身最大規模のアリーナツアー「きゃりーぱみゅぱみゅの からふるぱにっくTOY BOX」(9公演)が大盛況のうちに終了した。

 

そのかわいい容姿からは想像がつかないほど自由奔放で、オリジナリティ溢れる表現でファンを魅了し続けている。アーティスト活動とファッション面での活動を掛け合わせた、「HARAJUKU」のアイコンとしての存在が、全世界から注目を集める。ミラノ万博日本館サポーター。


宝生流第二十世宗家 宝生 和英(ほうしょう かずふさ)

1986年19代宗家宝生英照の長男として生まれる。祖父・18代宝生英雄、父・宝生英照に師事。平成3年「西王母」子方で初舞台を踏む。平成7年「岩船」で初シテを勤め、これまでに「鷺」「石橋(連獅子)「道成寺」「翁」「乱」を披く。平成20年宝生流20代宗家を襲名。東京藝術大学非常勤講師、公益社団法人宝生会常務理事。演能会「和の会」を主宰する。

紫舟

書家・アーティスト。日本の伝統的な書を、書画・メディアアート・彫刻へと昇華させ、世界に日本を発信。世界からも高い評価を受け、2014年、ルーブル美術館 Carrousel Du Louvreフランス国民美術協会展では、日本代表アーティストに選出され、全作品で「金賞」、またフランスを代表する美術館や博物館の審査員による最高賞「審査員賞金賞」も受賞。書や日本の文化が芸術の域にあることを世界に伝えることに成功した。文化庁・2020年に向けた文化イベント等の在り方検討会委員。ミラノ万博日本館サポーター。

吉田兄弟

吉田良一郎 1977年7月26日生/吉田健一 1979年12月16日生
 津軽三味線奏者。北海道登別市出身。ともに5歳より三味線を習い始め、1990年より津軽三味線奏者 初代佐々木孝に師事。津軽三味線の全国大会で頭角を現し、1999年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。邦楽界では異例のヒットを記録し、以降、現在まで13枚のアルバム他をリリース。最新アルバムは「HORIZON」。


2003年の全米デビュー以降、世界各国での演奏活動や、国内外問わず様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行い、日本の伝統芸能の枠を超えて、ワールドワイドに活躍できるアーティストとして期待されている。


打打打団天鼓(だだだだん てんこ)

1987年 舞台芸術家 伊瑳谷 門取によって創設された和太鼓グループ。
 「オモロ迫力」をテーマにした大阪発のユニークなコンサートはエンタテイメント性に溢れ、そのドラマティックな演出と共に大きな注目を集めている。数々のビッグイベントやテレビへの出演、またライブハウスから数千人クラスの劇場まで、世界二十数カ国1,100公演を超え「伝統とモダニズムを融合させた稀有のチーム」と評されている。

モリゾー・キッコロ

2005年日本国際博覧会(愛・地球博)の公式キャラクター。モリゾーは、森のおじいちゃん。キッコロは、森のこども。愛知県瀬戸市にある海上の森に住んでいる森の精。ミラノ万博日本館サポーター。

 

★ミラノ国際博覧会

ミラノ国際博覧会(ミラノこくさいはくらんかい、milanoexpo-2015)は、2015年5月1日から10月31日(184日間)までイタリアのミラノで行われる予定の国際博覧会。「登録博」に区分されており、総合的なテーマを扱う、大規模博覧会として実施されている。ミラノでの開催は、1906年以来109年ぶりとなる。

 

ミラノ国際博覧会への参加については、平成24年3月27日の閣議了解により、農林水産省、経済産業省を幹事省、国土交通省を副幹事省とし、独立行政法人日本貿易振興機構を参加機関として公式参加する旨決定されている。
日本館出展の政策目的 日本食や日本の食文化、食器や調理器具等の関連産業を含め、その魅力を国際社会に広く発信するとともに、クール・ジャパン戦略との連携を図り、食を絡めた「ジャパンブランド」の確立を目指す。
日本食材の品質の高さや美味しさ、日本食の栄養バランスの良さや季節感の表現の素晴らしさなどをPRし、輸出拡大や国内事業者の海外展開の契機とする。
地球人口の増大に伴う食料確保と貧困・飢餓の問題、畜産物や穀物の需要の増大、食の安全・安心の確保、食料廃棄や食と健康の問題、、水資源の枯渇や気候変動の問題など、世界的な食料や農業の問題に対する我が国の貢献のあり方等を提示する。
日本の食材を活用したレストランを併設し、欧州他各国からの来館者に、日本の食文化の素晴らしさを体感してもらう。

日本館の概要 敷地面積約4170平米。5シーン9ゾーンに分かれる。
日本館公式アプリと、館内の「ダイバーシティーの滝」を組み合わせたバーチャル・リアル融合型の展示に特徴がある