みちのくより愛をこめて 0007

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サッカーJ3の福島ユナイテッドFCは13日から、事務所を置く福島市飯坂町の特産品であるモモを販売

 福島U、13日から飯坂のモモ販売
 

 サッカーJ3の福島ユナイテッドFCは13日から、事務所を置く福島市飯坂町の特産品であるモモを販売する。同チームが進める県産品と観光産業への風評被害を払拭(ふっしょく)するための取り組み「福島の魅力発信プロジェクト」の第2弾。昨年は第1弾として、石川町産のリンゴを販売した。

  今回は、飯坂温泉観光協会が行っている「くだものの木オーナー制度」を活用し、安斎果樹園(安斎忠幸社長)のモモ「あかつき」を選手らが収穫して販売する。
  販売数は2キロ入り限定50箱で、価格は税込み3780円(送料別)。

同チームのオンラインショップhttp://shop.fufc.jp/で同日午前10時から受け付ける。26日のカターレ富山戦会場のほか、29日にはJ1湘南ベルマーレのホーム戦会場でも予約を受け付ける。発送は7月下旬から。問い合わせはAC福島ユナイテッド(電話024・573・8203)へ。

 

  同チームの栗原圭介監督、竹鼻快ゼネラルマネジャー(GM)、江沢慶コーチの3人は10日、同果樹園で、安斎社長の手ほどきを受けながら傷の付いた若い果実の摘果作業に汗を流した。


★福島ユナイテッドFC
福島ユナイテッドFC(ふくしまユナイテッドエフシー、Fukushima United Football Club)は、日本の福島市を中心とする福島県全県をホームタウンとする[1]、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブ。登録チーム名は福島ユナイテッドフットボールクラブである。

概要

クラブ名のユナイテッド(UNITED)は「結ばれた、団結した、統一した」の意味に由来し、チーム・選手・スタッフ・サポーター、そして福島がひとつになって福島の発展・活性化のために活動していくことを表現している[1]。運営会社は株式会社AC福島ユナイテッドである。また、ホームスタジアムはとうほう・みんなのスタジアム、練習グラウンドは福島市十六沼公園サッカー場およびあづま総合運動公園補助陸上競技場である。

 

エンブレムは、チームの力強さと、クラブ・サポーター・市民が"ひとつ"になって夢を叶え、そして戦っていくイメージを表現。盾の形の中に、「未来に続いていくクラブの活動」を象徴するフェニックスが「チャンピオンの証」である王冠を被り、中央に福島県の地図が描かれたボールを持っている。

 

歴史
前史2002年4月に、地元ラジオ局・ふくしまFMのアナウンサーだった横田篤がJリーグを目指す団体として「福島夢集団」を創設。

2003年9月に特定非営利活動法人(NPO法人)ふくしまスポーツクラブに改称したが横田は内部対立により同法人を退会し、2004年に「福島夢集団JUNKERS(ユンカース)」を設立した(2005年5月に「福島夢集団」はNPO法人化)。なおふくしまスポーツクラブは2004年にアビラーション、その後はビアンコーネ福島と提携してJリーグを目指したが失敗に終わっている。

2005年福島県社会人サッカーリーグ3部(西ブロック)に参入し、そのシーズン優勝。福島県リーグ2部に昇格。この年、サッカーのユースチームを結成。また、2005年4月には9人制バレーボールチーム(廃部した福島銀行女子バレー部の受け皿となった)も発足したが現在は活動していない。

2006年12月に東北社会人サッカーリーグ2部・FCペラーダ福島(1977年創設)の譲渡を受けて、FCペラーダ福島をトップチーム、ユンカースをサテライトチームとした。

また、同時期に新チーム名を募集し、2007年シーズンよりユンカース、ジュニアユース、ユース、バレーボールチーム、FCペラーダ福島も新名称に変更する予定であったが、諸事情により全てのチームの名称変更を2008年シーズンに先延ばしすることとなった。

2007年東北社会人サッカーリーグ2部南ブロックに昇格。1月にホームタウンである福島市の支援も得られたためJリーグ準加盟申請を行うが、経営面の不安から準加盟は認められなかった。2月に福島市出身で元湘南ベルマーレの時崎悠が選手兼監督に就任した。

 

2008年クラブ名を「福島ユナイテッドFC」に改称。2月に運営法人として「 株式会社フクシマスポーツマネジメント」を設立。東北社会人リーグ2部南ブロックで全勝優勝したのち、2部北を制した盛岡ゼブラを下して東北リーグ2部優勝を決め、1部昇格を決めた。またユンカースはチーム名を「FCシャイネン福島」に変更し独立した。

2009年東北リーグ1部はグルージャ盛岡と得失点1点差の2位。第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会の2回戦でC大阪に勝利を収めた(3回戦は横浜FMに敗北)。2010年8月10日に「福島ユナイテッドFC緊急事態宣言」として以下の内容がリリースされた。

1.今シーズンの運営において約1,000万円の資金が不足しており、10月頃には資金ショートをするおそれがある。
2.JFL昇格を見据えて運営組織・スタッフの拡充が必要だが、その財源の確保を急がなくてはならない。


東北リーグ1部はG盛岡に次ぐ2位の成績。第46回全国社会人サッカー選手権大会でベスト4に入って第34回全国地域サッカーリーグ決勝大会出場権を獲得したが、地域決勝大会は1次リーグで敗退。

 

2011年2月、福島県財界が中心となって新しい運営会社となる株式会社AC福島ユナイテッドが設立された(なお、旧運営会社の株式会社フクシマスポーツマネジメントおよび同社代表の横田篤は共に6月に福島地方裁判所より破産手続きの開始決定を受けた)。

3月、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の放射線の不安から多くの選手が退団した。選手が少なくなったためコーチに専任していた金基洙、栁原裕の2人が現役に復帰した。また福島県内での試合が禁止されるが他県でホームの試合を開催する事を条件に東北リーグの参加を認められた(2011年の東北リーグに参加した福島県内のチームは福島ユナイテッドのみ)。東北リーグ1部は開幕から10連勝を挙げて初優勝を果たしたが、第35回全国地域サッカーリーグ決勝大会は1次ラウンドで敗退。

 

また、この年の観客動員数は上記の震災の影響で1試合の平均観客数は前年の約1/5、2008年のクラブ改名後最低の数字に終わった。

 

2012年東北リーグ1部で優勝。第48回全国社会人サッカー選手権大会および第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会でいずれも準優勝の成績を収めた。12月16日、日本フットボールリーグ(JFL)理事会でJFL入会が承認された。

天皇杯は、2回戦でJ2のヴァンフォーレ甲府、3回戦でJ1のアルビレックス新潟に勝利し、4回戦でJ2のジェフユナイテッド千葉に敗れたものの、都道府県代表として1回戦から出場したクラブ中唯一Jクラブを2チーム破ってのベスト16入りを果たした。

 

2013年湘南ベルマーレとの業務提携を結んだ。

9月にJリーグ準加盟が承認された。11月19日、日本プロサッカーリーグの理事会でJリーグへの入会と、2014年のJ3リーグ参加が承認された。

2014年クラブスローガン :「蹴福万来」天皇杯は1回戦で関西リーグ・奈良クラブに敗れた。リーグ戦は7位の成績。