みちのくより愛をこめて 0007

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7月13日&14日の福島県 高気圧の影響から各地で気温が上昇 伊達市梁川町で39.1度

2015年7月13日&14日の福島県の気温 高気圧の影響から各地で気温が上昇
7月14日の県内は高気圧に覆われ、各地で気温が上昇した。福島地方気象台によると、伊達市梁川町で午後2時17分、39.1度となり、観測史上最高を更新した。同3時現在、群馬県館林市の39.3度に次いで全国で2番目に高い。


  福島市でも同2時33分に39.0度を観測。全国で3番目に高くなった。

 

・7月13日会津若松37.1度、7月史上最高 福島県内で気温上昇
 

今年初めて猛暑日となった福島市。路面には逃げ水が見られ、街並みが揺らいだ
 
 県内は13日、高気圧の影響から各地で気温が上昇、35度を超える今季初めての猛暑日となった所もあった。福島地方気象台によると、最高気温は会津若松市で37.1度と7月の観測史上最高、喜多方市で36.8度、福島市で36.5度と今季最高を観測した。全国928の観測点のうち、今季最多となる120カ所以上で猛暑日になった。最も暑かったのは新潟県上越市大手町で38.5度。


  14日の県内は、晴れや曇りだが、午後は大気の状態が不安定となり、雨や雷雨の所がある見込み。福島地方気象台によると、引き続き高温が予想され、熱中症の危険性が特に高くなる見込み。

 

★伊達市梁川町

梁川町(やながわまち)は、福島県伊達郡にあった町である。2006年1月1日、同じ伊達郡の伊達町、保原町、霊山町、月舘町と合併し、伊達市となった。


面積
82.93km²

総人口
20,118人
 (推計人口、2006年1月1日)

概要

福島県北東部、伊達郡最北部に位置していた。西は福島県伊達郡国見町、保原町、南は同じく伊達郡霊山町(りょうぜんまち)、東は宮城県伊具郡丸森町、北は宮城県白石市に接し、人口20,326人(平成17年10月1日)、面積82.93平方キロメートル。ほぼ中央を阿武隈川(あぶくまがわ)と広瀬川が流れ、国道349号、阿武隈急行線(第三セクター)が通る。

昭和29年に旧梁川町が東大枝村と合併し、昭和30年に五十沢(いさざわ)村、富野村、山舟生(やまふにゅう)村、白根村、粟野村、堰本(せきもと)村と合併し、現在の形になる。

なお、旧大枝村は一度東大枝村と西大枝村に分離し、一度はどちらも国見町と合併したが、昭和29年に東大枝村は梁川町に移っている。現在、大枝地区は東西が2つの町に分離しているが小学校は中心集落に1つしかなく、梁川町と国見町の共同運営(学校組合)というめずらしい形態である。

なお、中心集落である梁川の地名は、阿武隈川または広瀬川が鮭の良好な漁場で簗が築かれていたことに由来するという。古くは簗川と表記したが、正徳元年(1711年)に、初代梁川藩主の松平義昌(尾張徳川氏系)が、簗川を梁川に改めた。

地理
西部は福島盆地の平野部に接し人口密度も高い。
東部は阿武隈高地の山間部となり、人口密度は低い。
西南部は県庁所在地である福島市中心市街まで15km強ということもあり、新興住宅地も分譲されているが、少子化の影響もあって人口はゆっくりと減少している。

気候

福島盆地に位置するため、典型的な内陸性盆地型気候で夏は猛暑となる。アメダスの梁川観測記録も、毎年、1年に何度かはその日の全国最高気温をマークする。冬の最低気温は厳冬期で氷点下5度程度。冬季の積雪は1~2週間に一度10cm前後というケースが多く、数日ですぐにとける。

年に2,3度、20~30cm程度積雪することがあるが、これは梁川では「大雪」と呼ばれる。いわゆる雪国という状況ではない。梁川町北部の五十沢地区、東大枝地区は福島盆地の北端で南向きの斜面となるため、特に温暖である。

化石

町中央部を流れる広瀬川の河床で、約2000万年前のほ乳類、パレオパラドキシアの化石が発掘された。前足以外はほぼ全身骨格がそろっている貴重な化石である。実物は福島県立博物館に収蔵。梁川町商店街にあるショッピングモール「パレオ」は、パレオパラドキシアの名前にちなんでいる。