みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

天皇、皇后両陛下は16日東北新幹線で福島県を訪問 原発被災者をお見舞い

両陛下、福島訪問 原発被災者をお見舞い

 天皇、皇后両陛下は16日、東日本大震災からの復興状況を視察するため、東北新幹線で本県を訪問された。両陛下の希望に沿った私的旅行で、東京電力福島第1原発事故で避難生活を強いられている被災者を見舞う。震災後に本県を訪れるのは4回目。

  両陛下が到着したJR福島駅前では、台風11号の影響による雨が降る中、多くの人が傘を差しながら出迎えた。

  両陛下は16日午後、桑折町のモモ農家を視察した後、復興公営住宅となっている福島市の県営北信団地を訪問する。

原発事故のため飯舘村や浪江町などから約20世帯が避難しており、近くの県教育センターで被災者と懇談する。
  夕方には栃木県へ移動。静養のため那須御用邸に滞在し、21日に帰京する予定。

★桑折町
桑折町(こおりまち)は、福島県伊達郡にある町である。福島都市圏に属している。

面積
42.97 km²
 

総人口
12,035人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
280人/km²

1955年(昭和30年)1月1日 - 桑折町、睦合村、伊達崎村、半田村が合併し、桑折町となる。
2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災が発生。桑折町で震度6弱を観測。

観光
旧伊達郡役所 - 国の重要文化財
桑折西山城址 - 国の史跡、伊達氏発祥の地とされる
半田銀山 - かつての日本三大鉱山
伊達五山 - 伊達エリア5か所の仏閣


★飯舘村
飯舘村(いいたてむら)は、福島県浜通りの北西部に位置し、相馬郡に属する村。

面積
230.13 km²
 

総人口
5,873人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
25.5人/km²
地理

太平洋側内陸部の阿武隈高地にある。標高は500m程度で浜通りの中でも高い位置に存在する。

気候

冬季の降水量は少なく、太平洋側気候に属する[1]。標高が高いため温暖な福島県浜通りの中でも平均的に涼しい気温が特徴である。
最高気温極値(1976年12月以降) 36.0℃(2010年8月24日)
最低気温極値(1976年12月以降) -21.3℃(1984年1月25日)

東日本大震災
2011年(平成23年)3月11日14時46分18秒、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、飯舘村は震度6弱(観測地点:伊丹沢地区)を記録した。

地震動そのものによる被害は他地域との比較の上で極めて軽微であったが、地震とそれに伴う津波によって引き起こされた福島第一原子力発電所事故(東京電力)の影響は深刻なものとなった。

飯舘村はその全域が、放射線量が年間積算20ミリシーベルトに達するおそれがあるとする「計画的避難区域」(1カ月以内を目安として住民全員の避難が指示される区域。より深刻な「警戒区域」の外側)に指定され、土壌からは放射性物質の検出が続いている

★浪江町
浪江町(なみえまち)は、日本の福島県浜通り北部にある町。双葉郡(1896年以前は標葉郡)に属する。

面積
223.14 km²
 

総人口
18,265人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
81.9人/km²


2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災で被災。
被害の一つとして発生した福島第一原子力発電所事故の影響を受けて、同月15日以降、仮役場が同県内の二本松市に設置され、多くの住民が移動・避難した(避難民と避難所は他にも散在)。

震災以降
2011年(平成23年)3月11日:マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、浪江町は幾世橋地区で震度6強を観測した。

さらにこの地震が引き起こした大津波によって町の沿岸部は壊滅的被害を受けた。加えて、隣接する大熊町域で福島第一原子力発電所事故が発生し、以後、放射能漏れによって多大で長期的な影響を受けることとなった

3月14日:原子力事故による放射性物質漏洩が深刻化し、同日午前に原発からの距離が半径10km圏内の全域(請戸地区等)、同日午後には浪江町東部全域が含まれる半径20km圏内の全域に避難指示が公示される。
これを受け、二本松市役所東和支所内に仮役場(浪江町役場二本松事務所)が設置され、翌15日以降、約8千人が移動・避難した