みちのくより愛をこめて 0007

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会津美里町で19日「エクストリーム・チャンピオンシップ」東北地区特別大会 復興へ一助

福島県初開催、復興へ一助 美里・ドッグスポーツ特別大会
 

飼い主と愛犬が力を合わせ、会津美里町・せせらぎ公園 でタイムを競う「エクストリーム・チャンピオンシップ」
 
 全国の愛犬家が集うドッグスポーツの「エクストリーム・チャンピオンシップ」東北地区特別大会は19日、会津美里町字家東のせせらぎ公園で開かれ、岩手県から広島県までの飼い主と愛犬190組が出場、競技を通して絆を強めた。本県での開催は初めて。

  競技は、犬の体長別にミニチュアとオープンの2部門に分かれ、トンネルや障害などを順序通りクリアする総合と、障害のある70メートルのコースを走り切るハイスピードの2種目で、それぞれタイムを競った。

  NPO法人ワンワンパーティクラブ(静岡県、三浦健太代表)の主催、会津美里振興公社の協力。同クラブは1999(平成11)年から全国各地で大会を開いている。今回は郡山市出身のNTT東日本理事志村光昭さん(50)が「復興の一助に」と働き掛け、本県での開催が決まった。

  志村さん自身も大会に出場し、オープン総合2位に入賞。「出来過ぎの結果」と喜んだ。「福島での大会が続いて、愛犬家の聖地として人の集まる場所になるといい」と願いを込めた。

三浦代表は「場所が良く地元の人も親切。来年の会場は未定だが、町などと相談して、またここで開きたい」と話した。各部門、種目ごとの上位7組は10月24、25の両日、東京で開かれる全国大会に出場する。

 

 

★エクストリーム・チャンピオンシップ

エクストリーム・チャンピオンシップ競技とは、犬を愛し、犬と暮らすすべての人々が、愛犬の特性や心理に、より深い理解を示すとともに、より深い愛情をはぐくんでもらうために開催される、飼い主と愛犬によるドッグスポーツです。1999年より開始され、あくまで飼い主とその愛犬が一緒に楽しむことを前提としています。

主なエクストリームイベント

 

■目的

1.家族である愛犬とドッグスポーツを通して、愛犬の性質や体調などをより深く知っていただき日々の暮らしが健康で快適になること、また愛犬に合った接し方や指導方法を見つけることで愛犬との絆をより深めていただくことを目的としています。

2.参加される皆様にマナー向上を呼びかけると同時に実践していただき、会場管理者や近隣住民の方々がその光景を目にすることで、参加していない犬の飼い主さんに対してマナー啓発をすると共に、犬を飼っていない方々の犬に対する不安感や嫌悪感を一掃し、人と犬が心地よく共存できる社会の構築を目的としています。

■ミニチュアとオープン

体高ミニチュアクラスとオープンクラスの区別は参加犬の体高によって決まります。

体高とは、写真のようにワンちゃんが4本足で立ったときの、前足が地面に接しているところから、首の付け根の部分までの高さのことを言います。写真のワンちゃんは、毛が長いため実際の体高よりも高く見えます。

参加犬の体高が40cm以下であればミニチュアクラスに参加できます。それ以外はオープンクラスとなります。障害の種類は同じですが、ミニチュアクラスでは、ハードルの設定がオープンよりも低くなります。ハイジャンプでは最初の高さの設定が低くなります。また、制限時間がオープンよりもミニチュアの方が長めに設定されることが多くなります。

■種目

オープン総合/ミニチュア総合

色々な種類の障害を越え、スタートからゴールまでのタイムを競います。

ハイジャンプ/ハイジャンプ・ミニチュア

人間の陸上競技の走り高跳び同様、一本のバーをどれだけ跳べるかを競う競技。バーを落としたときはもちろん、バーの下を通過したり、チャレンジ開始後30秒以内にクリアーできないと、失敗となってしまいます。

ハイスピード/ハイスピード・ミニチュア

低いハードルを20台越え、スタートからゴールまでのタイムを競うシンプルな種目です。ハードルの設定は、ミニチュアクラスが15cm。オープンクラスが30cmです。