みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

国内外の高校生が福島県に集う第1回「ハイスクール世界サミットin福島」は6日、いわき市で開幕

被災地、心で感じて” いわきで「高校生世界サミット」開幕

高校生たちが国境を超え交流を深める
 
 国内外の高校生が福島県に集う第1回「ハイスクール世界サミットin福島」は6日、いわき市で開幕し、高校生らが東日本大震災と東京電力福第1原発事故からの復興について理解を深めながら交流を深めている。8日まで。

  国、県などでつくる「未来のまちづくり・みちづくりフォーラム実行委員会」の主催、NPO法人ハッピーロードネットの主管。米国やポーランド、スーダンなど国内外の高校生約80人が参加。福島県からはあさか開成、福島南、遠野、磐城、相馬、双葉翔陽の6校計10人が参加している。

  初日は交流会を開き、西本由美子実行委員長が「(被災地を)心で受け止め、心で感じてほしい」、名誉顧問の安倍昭恵首相夫人が「今回の経験をみずみずしい感性で感じ、今後の活動に生かしてほしい」とそれぞれあいさつ。乾杯の後、高校生らは食事を楽しんだほか、名刺を交換するなどして交流を深めた。

同市の平商高郷土芸能保存会による「じゃんがら念仏踊り」なども披露された。参加者は交流会に先立ち、広野町のふたば未来学園や富岡町夜ノ森の桜並木などを視察した。

 

7日は「福島からエネルギーと環境を考える」「福島の再生(まちづくり)を考える」の2テーマで討論を行う。最終日は2日間で交わした意見などを発表するフォーラムを開く。

 

★いわき市(いわきし)は、福島県浜通り南部にある市。福島県内で最大の面積を持ち、中核市に指定されている。

面積
1,232.02km²
 

総人口
324,831人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
264人/km²

概要

福島県浜通りの南部を占める面積の広い市である。古代は石城国造(北部)や道奥菊多国造(南部)の領土であり、平安時代の12世紀から関ヶ原の戦いまでは岩城氏の本拠地として栄えていた。

本州最大かつ東京に最も近い炭鉱である常磐炭田の開発が明治初期から始まり、当地の主幹産業として人口増に寄与した。

オリンピック景気(1962年11月~1964年10月)の中、当地が新産業都市に内定するとその1週間後には新産業都市建設促進法第23条に則って、平市(旧城下町・商業中心)、磐城市(小名浜港)、勿来市(勿来の関公園)、常磐市(湯本温泉)、内郷市(常磐炭田)の5市を中心に旧石城郡の全域(5市3町4村)と双葉郡の2町村(久之浜町・大久村)の計14自治体による合併促進が決議され、1966年(昭和41年)に対等合併によりいわき市が発足した。

1965年(昭和40年)国勢調査によると、仙台市48万0925人[3](現在は100万都市)に次いで、当市は東北地方第2位の33万3881人を擁する都市となった。2013年(平成25年)9月1日の推計人口以降は、郡山市に次いで東北3位の都市となっている。

高度経済成長期に石油へのエネルギー革命が進み、当地の石炭産業は衰退していくことになるが、この新産業都市指定と首都圏から近い地の利を生かし工業都市として発展、東北2位の工業製造品出荷額となっている(2012年度:約8329億円)。

一方、観光都市として脱皮する事にも成功し、東北地方で最も集客力のあるリゾート施設スパリゾートハワイアンズを筆頭に、アクアマリンふくしま、いわき湯本温泉など多彩な観光資源を持っており、2013年度(平成25年度)の市内観光交流人口は県内第1位の年間約788万人である。

東日本大震災後は、双葉郡からの避難者の多くを受け入れている。

上野東京ライン開業(2015年3月14日)により、東京駅より乗換不要でアクセスできる様になったことなどにより、緩やかに東京圏通勤・通学者が増えている。

2011年(平成23年) 3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。いわき市で震度6弱を観測。
4月11日 - 福島県浜通り地震が発生。いわき市で震度6弱を観測。翌12日にも6弱を観測。以降、震度5以上の余震が頻発する。
9月4日 - 第1回フラガールズ甲子園開催。東日本大震災の影響で第1回大会のみ東京・秋葉原で開催された。第2回以降はいわきアリオスで開催。

特産物
苺 - 「ふくはる香」と「とちおとめ」など年間1億円以上を出荷している
観光地

平地区
塩屋埼灯台 - 日本の灯台50選の1つ - 美空ひばり遺影碑・みだれ髪歌碑・永遠のひばり像(少女時代の美空ひばり像)
いわき平競輪場
フラワーセンター
松ヶ岡公園
沼之内弁財天(賢沼寺)(大ウナギ生息池)
閼伽井嶽薬師常福寺
専称寺
大國魂神社
子鍬倉神社
飯野八幡宮(社殿7棟が国の重要文化財)・飯野文庫(重要文化財「飯野家文書」を保管)
いわき市立美術館
いわき市暮らしの伝承郷
龍が城美術館
新舞子ビーチ
薄磯海水浴場
豊間海水浴場
合磯海水浴場

小名浜地区
いわき小名浜みなとオアシス いわきサンマリーナ
アクアマリンパーク アクアマリンふくしま(小名浜の海洋科学館)
いわき・ら・ら・ミュウ(市観光物産センター)
いわきデイクルーズ(観光遊覧船)
小名浜美食ホテル
小名浜潮目交流館
いわきサンマリーナ


三崎公園 いわきマリンタワー

住吉神社
永崎海水浴場

勿来地区
勿来関跡 勿来の関公園体験学習施設 吹風殿
いわき市勿来関文学歴史館

小浜海水浴場
勿来海水浴場

常磐地区
いわき湯本温泉
スパリゾート・ハワイアンズ(旧称:常磐ハワイアンセンター)
JRA競走馬総合研究所常磐支所(通称「馬の温泉」)
いわき市石炭・化石館
いわき市考古資料館
野口雨情記念湯本温泉童謡館
三函山勝行院(成田山)
温泉神社
金刀比羅神社
観音山公園

内郷地区
みろく沢炭鉱資料館
白水阿弥陀堂(国宝)

四倉地区
逢瀬の滝
四倉海水浴場
四倉温泉
玉山鉱泉
白岩鉱泉
仁井田浦キャンプ場

遠野地区
いわき市遠野オートキャンプ場
入遠野川ヤナ場
鮫川渓谷
入川渓谷
天王川トロン温泉
円通寺
徳一大師御入定所

小川地区
いわき市立草野心平記念文学館
草野心平生家
背戸峨廊(夏井川渓谷県立自然公園)
小玉ダムキャンプ場

好間地区
好間川溪谷

三和地区
三和ふれあい館
三和町ふれあい市場
水石山公園

田人地区
四時川渓谷里山(遊歩百選)

川前地区
いわきの里鬼ケ城
鹿又川渓谷

久之浜・大久地区
いわき市海竜の里センター
いわき市アンモナイトセンター
波立薬師
久之浜海水浴場
波立海水浴場

史跡など
中田横穴(国の史跡)
根岸官衙遺跡群(国の史跡)
大館城
磐城平城
泉陣屋
小名浜代官所
湯長谷館跡
窪田館
差塩三十三観音
いわき七福神
二見ヶ浦
天狗の重ね岩

祭り・郷土芸能
平七夕まつり平七夕まつり・いわきおどり
いわき花火大会
じゃんがら念仏踊り
いわき回転櫓盆踊り大会
御宝殿の稚児田楽・風流(熊野神社) 国の重要無形民俗文化財に指定
沼ノ内の水祝儀