みちのくより愛をこめて 0007

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福島県楢葉町でトルコギキョウ(「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」)約300本震災後初めて出荷

震災後初めて楢葉町産のトルコギキョウ出荷
 

トルコギキョウ 競りにかけられ、初出荷される
 
 福島県楢葉町での実証栽培で育てられたトルコギキョウ約300本の競りが10日、いわき市中央卸売市場であり、震災後初めて出荷された。

  実証栽培は、県が双葉郡の各地で行っている。同町の農家さんは約1アールの畑で約2200本を栽培。

震災前はトマトなどの野菜を栽培していたが、今年初めて花の生産に挑戦したという塩井さんは「先輩生産者の指導のおかげで出荷できた」と感謝する。

  お盆のお供え用にも使われるだけに、最大で1本230円の高値が付く“ご祝儀相場”。JAふたばの木幡治専務は「高値でびっくりしたが、うれしい。今後も花の生産に力を入れていきたい」と期待を込めた。

 

★楢葉町

楢葉町(ならはまち)は、福島県浜通りにある町。双葉郡に属する。

東京電力福島第二原子力発電所の1号機 - 4号機が立地する。2011年3月11日の福島第一原子力発電所事故の影響により、町の仮役場をいわき市にあるいわき市立中央台南小学校内に設置していたが、会津美里町に一時移転した後、現在はいわき市にあるいわき明星大学内に設置している。なお、前記のいわき市立中央台南小学校にも対策本部は存置されている

面積
103.64 km²
 

総人口
7,036人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
67.9人/km²

●歴史・出来事
1956年(昭和31年) - 木戸村、竜田村が合併し、楢葉町誕生。
1971年(昭和46年)に東京電力福島第2原子力発電所の建設基地に決まり、交付金事業によってエネルギー都市として歩みはじめる[5]。
2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災が発生。楢葉町で震度6強を観測。地震に伴う津波による福島第一原子力発電所事故の影響で町の大部分が半径20km以内の警戒区域に指定され、区域内の立ち入りが出来なくなる。役場機能は会津美里町・いわき市に移転。
2012年(平成24年)8月10日 - 警戒区域が避難指示解除準備区域(立入可、宿泊不可)に再編される。
2014年(平成26年)6月2日 - 業務の一部を町内の町役場で再開。
2015年(平成27年)9月5日 - 避難指示解除予定

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
Jヴィレッジ - 日本のサッカー・ナショナルトレーニングセンター。

マミーすいとん

楢葉町コミュニティセンター
道の駅ならは
ならは羽黒山温泉
天神岬温泉


★トルコギキョウ
トルコギキョウ/ユーストマはリンドウ科ユーストマ属(旧学名リシアンサス属)の非耐寒性の多年草もしくは一年草。アメリカ大陸北部からメキシコ北部にかけて2種ある。

日本ではトルコギキョウ、リシアンサス、ユーストマなどと呼ばれている。
原産地

アメリカ合衆国テキサス州周辺が中心で、高地から低地まで広く生息する。乾燥した地域で生育をするが、地下水の高い、湿った場所に生える。原種の多くは紫色の花をつけるが、稀に白、ピンク、黄などのものが見出される。 高地に生えるものは若干耐寒性があると考えられるがほとんどは一年で枯死する。それに対し低地では越冬して何年も生きる個体もあるという。

日本へ

日本へは大正から昭和にかけての頃に入ってきたとされている。農家の間で栽培されていたが、あまり出回らなかった。二度にわたる世界大戦によって数々の園芸植物が失われたがユーストマも例外ではなく、海外ではほとんど絶えてしまった。

しかし日本では細々ながら他国より多く生き残っていたようである。昭和の終わりごろ(昭和40年代前後)から品種改良が進みはじめ、現在では日本がユーストマの品種改良の中心となり、全体の品種のほとんどが日本産である。近年ではその姿や花色の豊富さ、花持ちが良いなどから和洋、冠婚葬祭問わず幅広く切花として利用されるようになっている。

和名はトルコギキョウ(キキョウと濁さない事もある)であるが、由来には諸説ありよく分かっていない。

●花の色によるもの(紫色)
トルコ石を思わせる
キキョウに似た色


●花の形によるもの
トルコのターバンに似ている
キキョウの花に似ている


●外国から来たものの意味で「トルコ」をあてた

性質
高温、低温に晒されるとロゼット化を起こす。その後生育適温になると成長を始める(ロゼット打破)
開花は日長にさほど左右されないが、長日下では促進される。
風通しの良い、乾燥した空気を好む。また、土壌はある程度安定した湿度を求める。
栽培品種でもある程度病害虫の耐性はある(品種改良が他の園芸植物より比較的進んでいないため)が、立ち枯れ病には弱い。
根からアレロパシー物質を出すといわれている。
種は非常に微細なので播種が難しい(種苗会社はコーティング種子を販売しており、これは播種がしやすい)

品種
ユーストマは自家受粉・自殖を嫌い、およそ10代目頃には酷く性質が虚弱になるという。そのため他花受粉で無ければ固定化が難しく、品種群の形で固定している。また、交雑一代(F1)品種がある。 サカタのタネ、タキイ種苗、ミヨシなどが中心となって様々な品種を作出している。

トルコキキョウ Lisianthus

夏の花。花色は紫、ピンク、白、赤、黄、緑、青、覆輪など。

トルコキキョウ全般の花言葉

「すがすがしい美しさ」「優美」「希望」

花名・花言葉の由来

花名の由来

トルコキキョウの花名の由来は諸説あり、”トルコ”については、つぼみの形がトルコ人のターバンのようであるとか、花びらの青色がトルコ石を思わせるといった説などがあります。また、”キキョウ”については、花の色や姿がキキョウに似ていることに由来するといわれます。実際にはトルコ原産でもなく、キキョウ科でもありません。なお、学名の「ユーストマ(Eustoma)」は、ギリシア語の「eu(良い)」と「stoma(口)」を語源とし、釣り鐘状の花の形に由来するといわれています。

花言葉の由来

「清々しい美しさ」「優美」の花言葉は、さわやかな気品と可愛らしさをあわせ持つトルコキキョウの花姿に由来するともいわれます。

 

トルコキキョウ誕生花

6月28日、7月10日(ピンク)、7月12日、7月20日、7月30日(白)

 

日本生まれのトルコキキョウ?

原産地はアメリカのテキサス州周辺が中心といわれるトルコキキョウ。日本に持ち込まれたのは1930年代です。当時は紫色のみで一重咲きの小さな花を咲かせる品種でした。1970年代以降、多彩な色や花形が楽しめるように改良が進み、日本がユーストマの品種改良の中心となります。現在出回っている品種のほとんどが日本産で、欧米などでも高い評価を得ています。

 

ブライダルフラワー

品種改良により、今ではバラと見間違うほどの華やかさを持つようになったトルコキキョウ。色や花形も豊富で、可憐な一重咲きから華やかな八重咲き、花びらの先がフリルのようなフリンジ咲きなどがあります。さわやかな気品とやわらかくフリルのかかった花びらが重なり合ってゴージャズな雰囲気をもつトルコキキョウは、ウエディングブーケなどのブライダルフラワーとしても人気です。

 

トルコキキョウの女王

トルコキキョウで花径が最大級となる品種は『レイナ ホワイト』と呼ばれます。やわらかなフリルの白色系の八重咲きで花径10~12cmにもなる巨大輪が特徴です。「レイナ」はスペイン語で「女王」を意味し、その名のように優雅さと気品をあわせ持ち、また見る者の心を魅了するその圧倒的な存在感によって、とても人気のある品種です。

 

西洋の花言葉(英語)

≪Language of flowers≫ 西洋の花言葉一覧

Lisianthus(トルコキキョウ全般)

「appreciation(感謝)」「calming(穏やか)」

 

トルコキキョウの季節・開花時期

旬の季節: 夏
 開花時期: 5月~8月
 出回り時期: 5月~11月
 花持ち期間: 1~2週間程度