みちのくより愛をこめて 0007

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いわき市は31日「召しませ!いわきふるさとパック」事業の500便目を発送

いわきふるさとパック“500便目” 秋限定の詰め合わせ発送
 

 いわき市は31日、「元気なまちいわき ふるさと寄付金(ふるさと納税)」への寄付者に感謝の気持ちを届ける「召しませ!いわきふるさとパック」事業の500便目となる秋限定「サンシャインいわき梨の詰め合わせ」24箱を発送した。

  市役所で行われた発送式には、清水敏男市長、千葉均いわき郵便局長、いわき農産物マスコットキャラクター「なしポチ」が出席。清水市長は「ふるさと納税として全国から寄付をもらい、震災復興の取り組みを進めている。事業を通し、いわきの農林水産物の魅力を知ってもらいたい」と、サンシャインいわき梨の箱を千葉局長に手渡した。

  同市のふるさと納税は、昨年7月から約560件の寄付があり、522人からふるさとパックの申し込みがあった。今回、7月上旬から申し込みを開始した秋限定「サンシャインいわき梨」の発送準備が整うと同時に500件を達成した。


★いわき市
いわき市(いわきし)は、福島県浜通り南部にある市。福島県内で最大の面積を持ち、中核市に指定されている。

概要

福島県浜通りの南部を占める面積の広い市である。古代は石城国造(北部)や道奥菊多国造(南部)の領土であり、平安時代の12世紀から関ヶ原の戦いまでは岩城氏の本拠地として栄えていた。

本州最大かつ東京に最も近い炭鉱である常磐炭田の開発が明治初期から始まり、当地の主幹産業として人口増に寄与した。オリンピック景気(1962年11月~1964年10月)の中、当地が新産業都市に内定するとその1週間後には新産業都市建設促進法第23条に則って、平市(旧城下町・商業中心)、磐城市(小名浜港)、勿来市(勿来の関公園)、常磐市(湯本温泉)、内郷市(常磐炭田)の5市を中心に旧石城郡の全域(5市3町4村)と双葉郡の2町村(久之浜町・大久村)の計14自治体による合併促進が決議され、1966年(昭和41年)に対等合併によりいわき市が発足した。1965年(昭和40年)国勢調査によると、仙台市48万0925人(現在は100万都市)に次いで、当市は東北地方第2位の33万3881人を擁する都市となった。2013年(平成25年)9月1日の推計人口以降は、郡山市に次いで東北3位の都市となっている。

高度経済成長期に石油へのエネルギー革命が進み、当地の石炭産業は衰退していくことになるが、この新産業都市指定と首都圏から近い地の利を生かし工業都市として発展、東北2位の工業製造品出荷額となっている(2012年度:約8329億円)。一方、観光都市として脱皮する事にも成功し、東北地方で最も集客力のあるリゾート施設スパリゾートハワイアンズを筆頭に、アクアマリンふくしま、いわき湯本温泉など多彩な観光資源を持っており、2013年度(平成25年度)の市内観光交流人口は県内第1位の年間約788万人である。

東日本大震災後は、双葉郡からの避難者の多くを受け入れている。

上野東京ライン開業(2015年3月14日)により、東京駅より乗換不要でアクセスできる様になったことなどにより、緩やかに東京圏通勤・通学者が増えている。