みちのくより愛をこめて 0007

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福島県内の100歳以上は970人 20年連続で過去最多を更新

福島県内の100歳以上は970人 20年連続で最多更新
 

 
 敬老の日を前に、県は11日、県内の高齢者の状況を発表した。100歳以上の高齢者(1日現在)は970人と初めて900人台に上り、20年連続で過去最多を更新した。前年同期より108人増え、増加幅も初めて100人超で過去最大だった。

  11日現在の県内最高齢者は郡山市の108歳の女性=家族の意向により非公表=で、2番目は同じ108歳の谷千代子さん(会津若松市)。男性は107歳の小川勝徳さん(須賀川市)が最高齢だった。

  100歳以上は男性122人、女性848人で女性が全体の約87%を占めた。地方別では、県北が219人で最多、県中214人、会津175人、いわき154人、相双120人、県南57人、南会津31人だった。人口10万人当たりでは南会津が114.05人、会津が70.71人と高齢化率の高い会津地域で多く、相双が67.76人と続いた。

  市町村別では、いわき市が154人でトップ。郡山市109人、福島市106人の順に多く、町村では小野町と会津美里町の16人が最も多かった。10万人当たりでは金山町の425.33人が最多、西会津町183.99人、三島町180.29人、只見町179.65人と会津地域で多かった。