みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

相馬市で仲買人が仕分けや梱包作業を行うための集配施設(東日本大震災の津波で流失)が17日完成

東日本大震災の津波で流失し、相馬市が同市尾浜に再建中の漁業関連施設のうち、仲買人が仕分けや梱包(こんぽう)作業を行うための集配施設が完成し17日、現地で内覧会が開かれた。関係者が漁業復興への手応えを感じながら、本格操業の再開へ思いを新たにした。

 集配施設は鉄筋コンクリート造りの平屋で、延床面積は約3千平方メートル。事業費は約5億6千万円で市が2014(平成26)年3月から整備してきた。市は、建設中の荷さばき施設などと合わせて管理運営を相馬双葉漁協に委託する方針で、同漁協の拠点施設となる見通し。

 内覧会には約70人が出席し、式典で佐藤弘行組合長が「本格操業に向けて着実に進んでいきたい」とあいさつ。相馬原釜買受人協同組合の佐藤喜成組合長が試験操業の経過などを振り返り、謝辞を述べた。

 会場では地元の魚介類で作ったアンコウ鍋やタラ鍋が振る舞われ、出席者が旬の味覚に舌鼓を打った。

 

★相馬市
相馬市(そうまし)は、福島県浜通りの北部、太平洋沿岸に所在する市である。


面積 197.80km²

総人口 35,374人 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度179人/km²

隣接自治体
南相馬市、伊達市、
相馬郡新地町、飯舘村
宮城県伊具郡丸森町

市の木 クロマツ

市の花 春:サクラ、夏:ハマナス、秋:キキョウ、冬:サザンカ

市の鳥ウグイス

概要

福島県の浜通り北部に位置する都市である。戦国時代後期から江戸時代にかけて相馬氏の本拠地であり、特に江戸時代には中村藩6万石の城下町として栄えた。相馬市制施行以前は宇多郡に属してた。近隣の相馬郡や南相馬市を含めた相馬エリアの中で相馬市は行政機関の出張所が集約された土地であり、福島県中通りへのアクセスに最も長けた要所としての特徴を有する。

県庁所在地の福島市(55km)へは国道115号で、北の仙台市(55km)と南のいわき市(95km)へは、南北に貫く常磐線・国道6号・常磐自動車道で移動する事が可能である。相馬市を含む浜通り北半分(相馬・浪江エリア)の地理的特徴として、阿武隈高地を越えて福島市、夜ノ森を越えていわき市、駒ヶ嶺を越えて宮城県境と、各主要都市へ向かうには難所を通る必要がある。

相馬野馬追が有名であり、当地の藩主であった相馬氏との縁は深く、近代まで相馬野馬追の出陣式に相馬氏の当主を招いていた事からも伺える。また相馬氏が馬の紋章を用いた事に因んで、市街地には馬の銅像が点在する。

また二宮尊徳が飢餓・飢饉に陥った各地の村々に仕法(村興しの有効策)を行った土地でもある。中村城跡にある相馬神社は、妙見菩薩と平将門を奉る神社として今尚参拝者が多い。相馬盆唄など多くの民謡の発祥地でもある。

 

■2011年(平成23年)3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により沿岸部を中心に壊滅的な被害を受ける。
2012年(平成24年)4月8日 - 常磐自動車道南相馬インターチェンジから相馬インターチェンジまでが開通する。

観光
観光地

中村城跡
相馬神社 - 社殿は国の重要文化財
原釜尾浜海水浴場

百尺観音
松川浦県立自然公園
松川浦

 

涼ケ岡八幡神社

祭事
相馬野馬追 - 重要無形民俗文化財

イベント施設
相馬市民会館

著名人

出身者
栃東知頼 - 元関脇・栃東
龍授山正男 - 元大相撲十両力士
大須賀乙字 - 俳人・俳論家
作山和英 - 元プロ野球選手・福岡ダイエーホークス
松崎伸吾 - 元プロ野球選手・東北楽天ゴールデンイーグルス
鈴木尚広 - プロ野球選手・読売ジャイアンツ
堀下さゆり - シンガーソングライター