みちのくより愛をこめて 0007

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「日本一のふくしまの酒 飲み比べフェア」が8月2日、福島市のコラッセふくしまで始まる。

 福島県産日本酒が手軽に楽しめる初のイベント「日本一のふくしまの酒 飲み比べフェア」が8月2日、福島市のコラッセふくしまで始まった。

初日から仕事帰りの会社員らが訪れ、全国新酒鑑評会で金賞受賞数「4年連続日本一」に輝いた地酒を味わっている。31日まで。

 金賞受賞銘柄をはじめ、県内蔵元の自慢の地酒を週替わりで提供する。3種類が楽しめる「飲み比べセット」(500円)、大吟醸など2種類を堪能する「プレミアム飲み比べセット」(700円)がある。いかにんじんなどの郷土料理や県産食材を使ったつまみも販売している。午後4時から同8時まで。
 初日はオープニングセレモニーが行われた。畠利行副知事があいさつし、高荒昌展県観光物産交流協会理事長の発声で乾杯した。福島県産米キャンペーンクルー「うつくしまライシーホワイト」が来場者に振る舞い酒を配った。


★「うつくしまライシーホワイト」は、米の消費拡大と福島米のPRのため、県内外のイベントなどで活動するキャンペーンクルーです。7月3日(日)に福島市の杉妻会館で行われた選考会では、応募総数57名の中から36名が審査に臨み、福島県オリジナルの米の品種「天のつぶ」のPR実演や質疑応答などを経て5名が選ばれました。

 クルーは鈴木彩夏さん(22)=南相馬市、同市臨時職員=、高木茉友さん(20)=いわき市出身、武蔵野大3年=、唯木耀さん(21)=福島市出身、青山学院大4年=、斎藤若葉さん(20)=福島市、福島大2年=、林優花さん(22)=須賀川市、福島大4年=。


 「福島のファンを一人でも多く増やせるよう頑張ります」と笑顔を見せる唯木さんのほか、「進学のために福島を離れてみて、あらためて気づいた食や観光資源の豊かさを伝えたい」と語る高木さん、「福島のお米を全国にPRすることで、米農家である祖父母への恩返しにもなれば」と意気込む林さんなど、今年も頼もしい顔ぶれが揃いました。

 

鈴木さんは「福島のコメのおいしさを一人でも多く伝えたい」、高木さんは「福島を離れて気付いた食や観光の魅力を発信する」、斎藤さんは「生まれも育ちも福島なので県民の思いを代弁する」、唯木さんは「農家の気持ちになって福島のコメを広めたい」、林さんは「祖父母もコメを作っている。天のつぶの魅力もPRする」とそれぞれ抱負を語った。

 5人は1年間、県産米のPRと消費拡大のために県内外のイベントなどで活動する。
 県米消費拡大推進連絡会議の主催、県や福島民報社の後援。今年は57人の応募があり、小野和彦県農林水産部長、鎌田喜之福島民報社編集局次長らが審査した。

 32代目となる2016うつくしまライシーホワイトは、これから1年間、県内外での活躍が期待されます。