みちのくより愛をこめて 0007

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白鳥が今季初めて飛来 「あぶくま親水公園」付近の阿武隈川に10月17日、

福島市岡部の「あぶくま親水公園」付近の阿武隈川に10月17日、今季初めて冬の使者、ハクチョウの飛来が確認された。ほぼ例年並みという。


あぶくま親水公園の白鳥とカモ

 福島市小鳥の森のチーフレンジャー長渡真弓さんによると、16日の朝に付近に降りていく2羽を確認。17日はオオハクチョウ4羽とコハクチョウ1羽が水面で羽を休めている姿が見られた。同公園付近の阿武隈川では、11月下旬から12月にかけて飛来のピークを迎えるという。


★阿武隈川

阿武隈川(あぶくまがわ)は、福島県および宮城県を流れる阿武隈川水系の本流で、一級河川[1]である。水系としての流路延長239kmは、東北で北上川に次ぐ長さの川である。古くは大隈川と呼ばれていた。

★あぶくま親水公園
あぶくま親水公園(あぶくましんすいこうえん)は、福島県福島市内の阿武隈川河川敷にある、オオハクチョウ、コハクチョウを間近に観察できる施設である。

概要
1990年(平成2年)に、当時の福島工事事務所が、福島市、日本野鳥の会福島支部などとともに、国道115号の文知摺橋上流、福島県道309号岡部渡利線沿いの阿武隈川右岸の河川敷に設置した。

日本野鳥の会により公園内で餌付けが行われ、例年10月下旬から3月下旬まで白鳥の観察や餌付け体験ができるが、2008年度は鳥インフルエンザの影響で、餌付けが禁止された。4月は近くにある花見山公園の一般車両の臨時駐車場となり、花見山まではシャトルバス(往復300円)が運行される。

福島県道309号を挟んで向かい側の山林は福島市小鳥の森として整備され、周辺一帯が野鳥と触れ合えるエリアになっている。

施設
親水護岸(白鳥桟橋)、駐車場、トイレ
スワンハウス:日本野鳥の会の現地事務所。10月から翌年の3月まで設営。
おかべ水辺のふれあい館:白鳥の生態や阿武隈川の自然、福島市の観光スポットを紹介するパネルを展示(入場無料)

白鳥とのふれあいかた
観察と餌付け:白鳥桟橋で白鳥を観察したり、持参したパンや米を白鳥にやることができる。
餌の寄附:スワンハウスで白鳥の餌となるパンや米の寄附を受け付けている。
白鳥の里親:福島市で実施している制度。スワンハウスで受け付ける。