みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

馬場有浪江町長が、4月29日に発生した山林火災を鎮圧したと発表

原発事故で帰還困難区域になっている浪江町井手の十万山で4月29日に発生した山林火災は8日目の6日、火の勢いが収まり、現地対策本部長の馬場有浪江町長が、火災を鎮圧したと発表した。県や陸上自衛隊、双葉消防本部などは、鎮火に向け7日早朝から火がくすぶっている場所がないか確認するなど消火活動を続ける。焼失面積は推定で約50ヘクタールを超えるとみられる。
 
 6日夕、馬場町長と双葉町の伊沢史朗町長、双葉消防本部の大和田仁消防長がヘリで現場上空を視察。火や白煙が上空から確認できず、赤外線カメラからも熱源が見つからなかったため、鎮圧状態と判断した。

 火災が8日間にわたり続いたことについて、同消防本部などは風の強い日が続いたことや、火災現場が厚い腐葉土に覆われ、火種が地中深くでくすぶったことなどが要因としている。

 6日は陸自のヘリによる放水のほか、陸自や県内各消防本部などでつくる地上部隊約590人で消火活動を展開した。県によると、火災現場周辺の空間放射線量に大きな変動はなかった。
 
一件落着。めでたし、目出度し。
 
浪江町(なみえまち)は、日本の福島県浜通り北部にある町。双葉郡(1896年以前は標葉郡)に属する。
町内東部の請戸漁港 (cf.) は、県内最東端にあたる。
2011年(平成23年)3月11日、東日本大震災で被災。被害の一つとして発生した福島第一原子力発電所事故の影響を受けて、同月15日以降、仮役場が同県内の二本松市に設置され、多くの住民が移動・避難した(避難民と避難所は他にも散在)。2016年2月現在も「帰還困難地域」が大多数を占め、被災住民への自宅への自由な行き来は、除染・復旧工事に携わる関係者以外は終日を通して大幅に制限されている

面積223.14 km²
総人口0人
(推計人口、2017年4月1日)
人口密度0人/km²
隣接自治体
南相馬市二本松市田村市
双葉郡葛尾村双葉町大熊町
相馬郡飯舘村伊達郡川俣町
町の木松
町の花コスモス
町の鳥カモメ