みちのくより愛をこめて 0007

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桑折町は1日、ミニバイクなどの「ご当地ナンバー」の交付を開始

「ご当地ナンバー」交付開始 桑折町の魅力発信

 桑折町は1日、ミニバイクなどの「ご当地ナンバー」の交付を開始した。町の「宣伝車」役を担ってもらい、地域の魅力発信を目指す。


 町制施行60周年記念事業の一環。ナンバープレートのデザインには、町観光大使「ホタピー」や町シンボルの旧伊達郡役所を取り入れた。歴史や文化、自然の調和を表現している。色は、車種別に白、黄色、ピンク、水色、緑の5種類を用意した。


 ご当地ナンバーの申請第1号となったのは、同町の会社員松野芳照さん(62)で同日午前7時すぎから役場前に並んだ。松野さんは「交通安全に気を付けながら、桑折を宣伝していきたい」と述べた。


 高橋町長は「町の良さをアピールし、町の魅力を再認識してもらうきっかけになれば」とあいさつした。

 

桑折町(こおりまち)は、福島県伊達郡にある町である。福島都市圏に属している。

面積
42.97 km²
 

総人口
12,062人
 (推計人口、2015年2月1日)

人口密度
281人/km²

面積
42.97 km²
 

 

概要

江戸時代以前は奥州街道と羽州街道が交わる要所として栄え、明治以降は県都福島市の衛星都市として親密な関係を築いている町である。

果物の生産が盛んな点が特徴で、質が高いことで知られている桃の一大産地福島県の中でも特に高品質な桃を提供することで知られている町で、20年以上連続で皇室・宮家への献上桃として指定を受けている。そのことから桑折は「献上桃の郷」と呼称している。リンゴの品種である「王林」発祥の地でありリンゴの生産も盛んである。

隣接する福島市および桑折町を含む伊達エリアとの合併構想が幾度となく議論されている。

観光
旧伊達郡役所 - 国の重要文化財
桑折西山城址 - 国の史跡、伊達氏発祥の地とされる
半田銀山 - かつての日本三大鉱山
伊達五山 - 伊達エリア5か所の仏閣


著名人

出身者
角田文衞 - 歴史研究者
亀岡高夫 - 政治家(元建設大臣・農林水産大臣)
メイジー・ヒロノ - アメリカ合衆国上院議員(ハワイ州選出)
新房昭之 - アニメ演出家、アニメ監督(代表作:魔法少女まどか☆マギカ)
浅野豊美 - 中京大学教授、国際政治学者、歴史学者

★ご当地ナンバー

ご当地ナンバー(ごとうちナンバー)とは、「新たな地域名表示ナンバープレート」の通称であり、国土交通省が自動車の番号標(ナンバープレート)に表示する地名について、対象市町村の区域を限って、新規の自動車検査登録事務所の設置によらずに独自の地名を定められるよう新たに開始した制度、およびこれにより2006年10月10日以降、新たな地名を表示して払い出された番号標を指す。

導入基準

国土交通省は2004年11月30日、それまでの懇談会審議、省内整理案公表と意見募集の結果を踏まえ、「今般、地域振興や観光振興等の観点から、ナンバープレートの地域名表示を弾力化し、自動車検査登録事務所の新設の有無にかかわらず、新たな地域名表示を認めることとする」とし、これによる「新たな地域名表示ナンバープレート」として、次のような要綱の下に適用地域の募集を行うこととした。

対象となり得る地域の基準地域特性や経済圏などに関して、他の地域と区分された一定のまとまりのある地域であり、一般に広く認知された地域であること。
原則として、単独の市町村ではなく、複数の市町村の集合であること。
当該地域において、登録されている自動車の数が10万台を超えていること。
対象となる地域が、当該都道府県内における他の地域名表示の対象地域と比較し、人口、登録されている自動車の数等に関して、極端なアンバランスが生じないものであること。
地域名の基準行政区画や旧国名などの地理的名称であり、当該地域を表すのにふさわしい名称であること。また、当該地域名が全国的にも認知されていること。
読みやすく、覚えやすいものであるとともに、既存の地域名と類似し混同を起こすようなものでないこと。
ナンバープレートに表示された際に十分視認性が確保されるよう、原則として「漢字」で「2文字」とする。やむを得ない理由があるとして例外を認める場合であっても最大で「4文字」までとし、ローマ字は認めないものとする。

 加えて、「複数の運輸支局、自動車検査登録事務所の管轄にまたがる地域名表示については、各種の行政事務、自動車検査登録システムへの影響等について慎重に検討を行う必要があり、当面は認めないこととする」との一文も盛り込まれた。

導入の手続き要綱を満たす地域の市町村が住民の意向を踏まえた上で、都道府県を通じ地方運輸局に要望すること。

応募地域

2005年5月末の締切までに全国20の地域が応募した。同省は当初「5地域程度」の新規制定を目論んでいたが、「地域の熱意を感じた」として、このうち「富士山」(静岡県富士市および山梨県富士吉田市など)と「奄美」(鹿児島県奄美市など14市町村)を除き、現時点で対象となりうる基準を満たしている18地域について導入を認めることとした。先行して17地域が2006年10月10日から、残る「つくば」に関しては茨城県の新県税システム導入に合わせて2007年2月13日から導入され、運用されている。

管轄する国土交通省の地方支分部局が複数にまたがるために一旦導入見送りとなった「富士山」について、両県は2005年11月に第8次構造改革特区要望として同省へ再申請した結果、同省は2007年3月1日に導入を発表し[1]、2008年11月4日より交付を開始した。2県にまたがる初の地域名表示で、管轄する地方支分部局も中部運輸局静岡運輸支局と関東運輸局山梨運輸支局に分かれたままでの運用となる。

全国各地から追加の強い要望があることを踏まえ、2013年2月26日に第2弾を公募。第1弾の応募地域のうち唯一未導入となった「奄美」を含む、全国11地域が応募した。審査の結果、「飛鳥」(奈良県)を除く10地域のご当地ナンバーが認められ、2014年11月17日より交付を開始した。

埼玉県さいたま市の旧浦和市エリアでは県庁所在地名や高級住宅地、浦和レッズなどの知名度が高いため浦和ナンバー創設の要望が強く、市議会でも取り上げられるほどであった。現状は大宮ナンバーであるが、大宮エリアとは同市内でも生活圏や文化圏が異なっており、ナンバー創設を掲げる議員も多い。

県庁所在地名の「浦和」ではなく「大宮」になった理由は単に埼玉運輸支局が当時の大宮市に設置されていたからである。似たような状況は船橋ナンバー創設を構想している船橋市にもみられる(運輸支局が船橋市習志野台にあったため習志野ナンバー)。

三陸沿岸都市会議では復興支援・地域活性化のために「三陸ナンバー」創設を提唱した。ご当地ナンバー第3弾募集の際に申請したいとしている。

具体的にご当地ナンバー申請要望の動きがあったエリアとしては、弘前、日光、鎌倉、秩父、浦和、船橋、熊野、博多などが挙げられる。

ご当地ナンバー一覧
ご当地ナンバーの地域名は以下の29箇所である。
登録台数の単位は「台」。2010年度末の各対象地域の検査登録自動車。


新地域名 旧地域名 ご当地ナンバー ご当地ナンバー 対象市町村
          対象地域車両数 保有車両数

仙台
宮城 439,236 224,923 宮城県仙台市

会津
福島 127,555 51,629 福島県会津若松市、喜多方市、南会津郡下郷町・只見町・檜枝岐村・南会津町、耶麻郡猪苗代町・西会津町・磐梯町・北塩原村、河沼郡会津坂下町・柳津町・湯川村、大沼郡会津美里町・金山町・三島町・昭和村

那須
宇都宮 121,550 52,943 栃木県那須塩原市、大田原市、那須郡那須町

高崎
群馬 231,675 107,011 群馬県高崎市、安中市

成田
千葉 163,868 73,449 千葉県成田市、富里市、山武市、香取郡神崎町・多古町、山武郡芝山町・横芝光町


野田 190,115 100,680 千葉県柏市、我孫子市

川越
所沢 215,955 102,375 埼玉県川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、入間郡毛呂山町・越生町

つくば
土浦 516,295 214,371 茨城県つくば市、つくばみらい市、守谷市、古河市、桜川市、常総市、下妻市、筑西市、坂東市、結城市、猿島郡五霞町・境町、結城郡八千代町

諏訪
松本 98,165 40,862 長野県諏訪市、岡谷市、茅野市、諏訪郡下諏訪町・富士見町・原村

金沢
石川 263,372 131,341 石川県金沢市、かほく市、河北郡内灘町・津幡町

岡崎
三河 199,602 104,336 愛知県岡崎市、額田郡幸田町

豊田
243,490 127,085 愛知県豊田市

一宮
尾張小牧 161,348 81,990 愛知県一宮市

伊豆
沼津 165,398 81,026 静岡県熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、伊豆の国市、賀茂郡河津町・西伊豆町・東伊豆町・松崎町・南伊豆町、田方郡函南町

富士山
316,114 87,568 静岡県富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、駿東郡小山町
山梨 山梨県富士吉田市、南都留郡富士河口湖町・西桂町・忍野村・山中湖村・鳴沢村・道志村

鈴鹿
三重 118,149 60,942 三重県鈴鹿市、亀山市


和泉 263,384 132,877 大阪府堺市

倉敷
岡山 253,029 118,026 岡山県倉敷市、笠岡市、井原市、浅口市、浅口郡里庄町、小田郡矢掛町

下関
山口 98,567 47,432 山口県下関市

新規導入のナンバー

以下のナンバーについては2014年11月17日から導入された。


新地域名 旧地域名 ご当地ナンバー 対象市町村
          対象地域車両数
盛岡 岩手 約317,000 岩手県盛岡市、八幡平市、滝沢市、紫波郡紫波町・矢巾町

平泉
約112,000 岩手県一関市、奥州市、胆沢郡金ケ崎町、西磐井郡平泉町

郡山 福島 約 福島県郡山市

前橋 群馬 約300,000 群馬県前橋市、北群馬郡吉岡町

川口 大宮 約184,000 埼玉県川口市

越谷 春日部 約150,000 埼玉県越谷市

杉並
練馬 約100,000 東京都杉並区

世田谷 品川 約200,000 東京都世田谷区

春日井 尾張小牧 約 愛知県春日井市

奄美 鹿児島 約 鹿児島県奄美市、大島郡瀬戸内町・龍郷町・喜界町・徳之島町・天城町・伊仙町・和泊町・知名町・与論町・大和村・宇検村