みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

相馬福島道路「馬舘山(まだてやま)トンネル」19日貫通し復興の光さす

「トンネル貫通」復興へ光 伊達・馬舘山で小学生ら見学
 

 福島河川国道事務所は19日、伊達市月舘町の相馬福島道路「馬舘山(まだてやま)トンネル」(仮称、長さ367メートル)の貫通イベントを開き、地元の小学生らが貫通の様子を見学した。


  復興支援道路として整備を進めている相馬福島道路の役割を知ってもらおうと開いた。周辺住民や同市の小国、月舘両小学校の児童が参加した。


  施工業者がトンネルの概要や工事状況を説明、児童は復興への願いを書いたトンネルを補強するためのロックボルトキャップを壁面に取り付けた。この後、重機の掘削作業を見学。トンネルが貫通して光が差し込むと、現場は拍手に包まれた。


  菅原一智現場代理人は「トンネル貫通の喜びを分かち合えて感無量。道路整備を進め、復興に弾みをつけたい」と述べた。


  相馬福島道路のうち、同トンネルが通る霊山道路(同市霊山町石田~下小国、12キロ)は2017(平成29)年度に開通する見通し。

 

★伊達市(だてし)

伊達市(だてし)は、福島県北部の市。2006年(平成18年)1月1日、伊達郡の伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町が合併して誕生した。


面積
265.12km²
 

総人口
61,947人
 (推計人口、2015年2月1日)

人口密度
234人/km²

概要

福島盆地北東部のおよそ半分を占め、江戸時代以降、養蚕業の町として発展した。現在は、行政都市の福島市を支える位置づけにあり、衛星都市としての役割を担っている。

おおむね、西端部を阿武隈川に福島盆地の一部。東端部を阿武隈高地の順に、高低差がある盆地特有の地形である。

名産のあんぽ柿や、全国有数の収穫量があるモモ(桃)の産地である。

観光
自然 霊山(りょうぜん)
水辺の学校 梁川町五十沢柴崎。阿武隈川の親水公園で、冬期には多数の白鳥や鴨が集まる。


名所旧跡等 梁川城趾 梁川町鶴ヶ岡。福島県史跡。鎌倉幕府設立期に築城され、ながく伊達氏の本拠地だった。中世庭園の一部が復元されている。

高子ヶ岡館趾 保原町高子。常陸国から伊達郡入りした伊達氏が最初に居留した館の跡。2005年に公園として再整備された。

農業協同組合発祥の地 霊山町上小国。産業組合法公布の2年前、1898年(明治31年)10月23日、佐藤忠望が農民の困窮を救済するため、上小国に無限責任小国信用組合を設立。

天平陣屋跡

伝統芸能文化 保原町保原、つつこびき祭り。
梁川町山舟生、羽山神社山車祭。
霊山竹生嶋流棒術。霊山に古くから伝承され武術。現在、霊山竹生嶋流棒術健康会が地区交流センターで練習会を定期開催。
大東流合気柔術。伝承によると1898年(明治31年)に霊山神社で宮司の保科頼母から武田惣角に伝承されたという。現在、霊山では伝承されていない。

文化施設・歴史的建造物等 伊達市梁川美術館 梁川町中町。太田良平の作品を中心に収集。企画展も多い。

梁川八幡宮 梁川町八幡。伊達氏の氏神だった神社。

旧亀岡家住宅 保原町総合公園。伊達郡桑折町伊達崎にあった亀岡家の住宅を移築保存。明治中期の和洋折衷住宅。外観は洋館だが、内部は日本家屋になっている。

霊山神社
霊山寺

レジャー やながわ希望の森公園
赤坂の里森林公園
保原総合公園
高子沼ハイキングコース
霊山こどもの村
月見舘森林公園

温泉 カッパ王国