みちのくより愛をこめて 0007

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沿岸被災地と内陸の6事業所が、地元の食材や職人技術を生かした食品やバッグを開発 盛岡市

沿岸と内陸の6事業所が力合わせ新商品・岩手 

6事業所が手掛けた新商品を発表

 
 岩手の魅力を伝える新たな産品で東日本大震災からの復興に貢献しようと、盛岡市の緊急雇用創出事業を受託した沿岸被災地と内陸の6事業所が、地元の食材や職人技術を生かした食品やバッグを開発した。夏にもアンテナショップなどで販売を始め、首都圏での販路拡大を目指す。


 市内の盛岡手づくり村で20日、発表会があった。新商品は、岩手山の地熱蒸気で染めた生地を用いた「八幡平地熱染裂き織バッグ」、三陸産の海草やカラムシの葉を細かく刻んだ「三陸海鮮からむし茶漬け」、大槌産シイタケや煮干しの粉末をブレンドした「三陸大槌だし」の3点。


 裂き織りバッグの生地は八幡平市の「工房夢蒸染」が染め上げた。地熱蒸気の温泉成分が染料に化学反応して鮮やかな濃淡を醸し出す。障害者就労を支援する田野畑村の「ハックの家」が裂き織り加工し、盛岡市の「塩釜馬具店」が持ち手に牛革をあしらったバッグに仕立てた。


 からむし茶漬けと大槌だしはそれぞれ、釜石市の復興支援団体「かだっぺし」、大槌町の障害者就労支援施設「わらび会わらび学園」が食材を調達。盛岡市の就労支援施設「盛岡アビリティーセンター」が製粉機で商品化した。


 盛岡アビリティーセンターの菊地満係長(50)は「岩手の魅力を手間暇かけて詰め込み、納得できる品に仕上がった。ぜひ手に取ってほしい」と語る。予定価格は、からむし茶漬けが1袋60グラム830円、大槌だしが1袋12パック入りで1350円。裂き織りバックは未定。

 

★盛岡市

盛岡市(もりおかし)は、岩手県の中部に位置する同県の県庁所在地である。中核市に指定されている。


面積
886.47km²
 

総人口
300,033人
 (推計人口、2015年2月1日)

人口密度
338人/km²

概要


平安時代、桓武天皇の命により志波城が置かれ、律令制下となる。安土桃山時代に勢力を広げた南部氏が盛岡城を築いて以後、城下町として発達。明治以後は岩手県の県庁所在地となる。人口は減少傾向にあり、人口密度339人、47都道府県庁所在地の44位である。

観光
平安時代以後の城柵・城館跡や、盛岡開府以来の城下町成立に伴う神社・仏閣がある。

三ツ石神社
報恩寺・五百羅漢
十六羅漢
大慈寺
寺町通り(日本の道百選)
もりおか啄木・賢治青春館(旧国立第九十銀行本店本館)
大慈清水・青龍水
龍谷寺のモリオカシダレ(国の天然記念物)
岩手大学農学部付属農業教育資料館 - 旧盛岡高等農林学校(国の重要文化財)
東楽寺(十一面観音)
カキツバタ群落
石割桜
 米内浄水場
岩手公園(国の史跡・盛岡城址)
志波城(国の史跡)
石川啄木記念館
上ノ橋擬宝珠
岩手銀行中ノ橋支店(旧盛岡銀行本店本館)
盛岡信用金庫本店
酒買地蔵尊
豆腐買地蔵尊
おもかげ地蔵尊
盛岡市先人記念館
 

祭事・催事
盛岡秋まつり(盛岡八幡宮例大祭)
チャグチャグ馬コ
舟っこ流し
裸参り
岩手県民長寿体育祭いきいきシニアスポーツ大会

味覚
南部杜氏の本場である。海から遠い内陸部にある地理的条件などから寿司、海鮮料理の食文化が発達していない。「べんじぇもの(弁財物)」と呼ばれるこの地域独特な餅菓子類が多く見られ、この盛岡でよく食される特徴的な料理方法、食材、呼び方などは以下のとおりである。


わんこそば:椀を重ねて次々と盛る動作は、元来、客を満腹にしてもてなす意味合いがある。当地では、冠婚葬祭の膳で最後に蕎麦を供するのが慣わしである。
芋の子汁:本来、盛岡の「津志田芋」を煮て作る。芋の子汁を味わう集いを「芋の子食い」という。
そばはっと(蕎麦法度)


盛岡じゃじゃ麺菓子醤油だんご:みたらし団子とは異なり、古い団子の製法によって作られ、醤油のみを仕様する串団子。全国的に見て、盛岡市近辺にのみ作られている。
ゆべし:北陸・九州で知られる「柚子釜ゆべし」と異なる。
きりせんしょ:ゆべしと同一視されることがある。関東以南で知られる「きりせんしょ」同様、山椒を加えることが稀にある。
お茶餅:「うちわもち」とも。胡桃味噌を塗して焼いた餅。
鎌焼:「鎌」の歯に見立てた呼び名。胡桃餡や味噌餡などを包む。「味噌っぱさみ」とも。生地が白の場合、シソの葉で巻くことがある。
花饅頭:うるち米と餅米をまぜ、ふかして作った菓子。桃の節句に食する。
黄精飴:江戸時代に方長老が漢方薬として伝えたという「黄精(アマドコロ)」を使った菓子。
葡萄飴:山葡萄の甘味を生かした餅菓子。
豆銀糖:江戸時代の豆銀に見立てた青豆菓子。
からめ餅:盛岡藩の「金山からめ節」に因んだとも、携行食ともいわれる。
南部煎餅:小麦をベースに胡麻・胡桃・落花生などをあしらった焼菓子。
ぶぢょほ団子:黒蜜を包んだ一口餅。噛むと黒蜜が飛び出すため一口で食べねばならず、「不調法(行儀が悪いこと)」に見えることからその名が着いた。
豆しとぎ:枝豆で製する蒸し菓子。
雁月(がんづき):小麦粉と胡桃・胡麻を混ぜ蒸した菓子。まぶした胡桃が月を渡る雁に見えることから。
へっちょこ団子:一口大の白玉団子をへこませて茹で、汁粉に入れて食す。「へっちょこ」とは、臍のこと。
小麦餅:小麦粉を練って焼いた自家製菓子。
蕎麦餅:蕎麦粉を練って焼いた自家製菓子。
干し餅:餅を薄く切って乾燥させたもの。揚げたり湯に浸し崩して食べる。
薄焼き:主に祭礼の出店で売られる、小麦粉を伸ばして焼いたクレープ状の菓子。
盛岡駄菓子:元来、保存食として生まれ、祭事に用いられ子どもの菓子として定着した。石衣(兎玉)、青柳、丹切、茶玉、肉桂玉、薄荷糖、生姜糖、焼酎糖、黄粉ねじり、ラッキョウ飴など。正月に限り、相撲力士を象った小麦菓子を売る習慣がある。
ロシアビスケット:ロシアから伝わった非常に硬い胡桃のビスケット。現在は盛岡市内正食普及会より販売。
食材の呼び方・食習慣玉菜(たまな):キャベツを呼ぶ。アクセントは「ま」
姫竹(ひめたけ):根曲がり竹を呼ぶ。アクセントは「め」
権八(ごんぱち):もみじおろしを呼び、盛り蕎麦にも添えられる。
バッケ:フキノトウを呼ぶ。アクセントは「け」
キミ:トウモロコシを呼ぶ。アクセントは「き」
キラズ:おからを呼ぶ。アクセントは「ら」
番茶:ほうじ茶を「番茶」と呼ぶ傾向がある。
南蛮:唐辛子を呼ぶ。
冷風麺:冷やし中華をこの名で呼ぶことがある。
ミズ:ウワバミソウを呼ぶ。
ミズコブ:ウワバミソウのムカゴを呼ぶ。
ボリ:ナラタケを呼ぶ。
清酒銘柄盛岡市内あさ開
菊の司
桜顔
盛岡市近郊月の輪
堀の井
鷲の尾
七福神
地ビールベアレンビール