いわきの坂本さん親子が「ワールドベリーダンスフェスティバル２０１５」で入賞

いわきの坂本さん親子が入賞　ベリーダンス世界大会

いわきの坂本さん親子がベリーダンス世界大会入賞　
 
　いわき市のラテンダンサー坂本純子さん（４２）は６日までに、シンガポールで開かれたベリーダンスの世界大会「ワールドベリーダンスフェスティバル２０１５」のアダルトソロ１８～４４歳部門で３位に輝いた。

長女の愛花さん（１６）もヤングアダルトソロ１２～１７歳部門で２位に入り、初出場で親子入賞を果たした。

 　マレーシアやシンガポール、エジプト各国から出場。３分間の曲に合わせ、純子さんは指先やスカートの揺れなど細部まで表現できるシンプルな振り付けにしたジプシーのフュージョンを踊った。愛花さんは高い身体能力を生かしたトライバルのダンスを選んだ。互いに振り付けをチェックし、最高の踊りに仕上げた。

 　愛花さんは磐城桜が丘高２年でダンス同好会に所属。「原発事故を経験した県民として、世界で活躍する姿や努力している姿を発信できて良かった」と語った。夫でラテンダンサーのドニー坂本こと坂本弘文さん（５０）とペアで数々の世界大会で入賞している純子さんは「ベリーダンスでも賞を得られ、身に余る栄光」と笑顔を見せた。

 　純子さんと愛花さんが２７日午後３時から、同市平のクイーンで開かれるダンスイベント「いわきベリーダンス★ハフラ」でベリーダンスを披露する。

★ベリーダンス（Belly dance、あるいはbellydance）は中東およびその他のアラブ文化圏で発展したダンス・スタイルを指す言葉であり、これらを呼称するために造語された西洋の呼称である。

アラブ文化圏ではラクス・シャルキー（Raqs Sharqi　رقص شرقي、「東方の踊り」の意）、ラクス・バラディー（Raqs Baladi　رقص بلدي 「民族舞踏」の意）として知られ、トルコ語ではオルヤンタル・ダンス（Oryantal dansı、「東方舞踏」の意）として知られている。特に「ラクス・シャルキー」と言う言葉の起源はエジプトであるとされる。

ヨーロッパでも「オリエンタル・ダンス」「ダンス・オリエンタル」「エキゾチック・オリエンタルダンス」「オリエンタル・ベリーダンス」などの呼び名で知られ、アメリカ人の熱狂的なファンの中には単に「中東の踊り」と言えばこのベリーダンスであると述べる者もいる。