みちのくより愛をこめて 0007

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阿武隈急行の「あぶくまの里納涼列車ほろにが号」が3日、運行を開始 福島駅~あぶくま駅 飲み放題、食べ放題~

ビールと景色満喫 9月4日まで阿武隈急行「ほろにが号」


阿武隈急行の「あぶくまの里納涼列車ほろにが号」が3日、運行を開始した。
  列車内でビールなどを飲みながら移動する恒例の企画。午後6時26分に福島駅を出発した列車に、約110人が乗り込んだ。列車は宮城県丸森町のあぶくま駅で約1時間15分停車。乗客が駅近くの丸森町産業伝承館で焼き肉の食べ放題、抽選会などを楽しんだ。

 阿武隈急行の納涼列車「ほろにが号」は3日、運行が始まった。9月4日までの毎週金曜日に運行され、乗客は列車に揺られながら、ビールや雄大な景色が楽しめる。同社、丸森町観光物産振興公社の主催。

  ほろにが号は、福島駅と宮城県丸森町のあぶくま駅を往復する夏恒例の臨時列車。福島駅を出発、車内で配布される缶ビールとおつまみを味わいながら、あぶくま駅に到着する。丸森町産業伝承館で飲み放題、食べ放題で焼き肉などを楽しんだ後、福島駅まで戻る。

 9月4日までの毎週金曜日に運行する。

  各日100人が定員で予約制。料金は1人4000円、小学生は2000円。途中駅で乗車、降車できる。問い合わせは阿武隈急行総務営業課(電話024・577・7132)へ。  沿線の有人駅でも受け付ける。

 

★阿武隈急行株式会社

阿武隈急行株式会社(あぶくまきゅうこう)は、福島県伊達市に本社を置き、福島県および宮城県で旧日本国有鉄道(国鉄)の特定地方交通線および日本鉄道建設公団の建設線(丸森線)を引き継いだ阿武隈急行線を運営する第三セクターの鉄道会社である。阿武急(あぶきゅう)とも呼ばれている。

現在は宮城・福島両県および沿線自治体で過半数の株式を保有するが、設立当初は地元の鉄道・バス会社福島交通が株式の51%を保有していた。現在も福島駅において福島交通飯坂線と駅舎・プラットホームを共同使用している。

歴史
1984年(昭和59年) 4月5日 : 阿武隈急行株式会社設立。
12月24日 : 福島 - 丸森間免許申請。

1985年(昭和60年) 2月27日 : 免許交付。工事施工認可申請。
3月2日 : 工事施工認可。既設区間の電化および未成区間の建設工事再開。

1986年(昭和61年)7月1日 : 国鉄からの転換により、槻木 - 丸森間を非電化で暫定開業[2]。東北本線槻木 - 仙台間に乗り入れ。
1988年(昭和63年)7月1日 : 福島 - 丸森間延伸開業(全通)。全線を交流電化。JR東日本東北本線と相互直通運転開始。
2004年(平成16年)3月13日 : JR東日本東北本線郡山 - 福島間への乗り入れを中止。
2011年(平成23年) 3月11日 : 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。地震直後から全線で運転を見合わせ。全線で被害。
4月6日 : 梁川 - 保原間で運転を再開なおサービス列車としての運行であり運賃は無料であった。
4月13日 : 梁川 - 富野間で運転を再開、引き続きサービス列車としての運行であり運賃は無料であった。
4月18日 : 瀬上 - 保原間と角田 - 槻木間が運転を再開。
4月28日 : 福島 - 瀬上間が運転を再開。
5月16日 : 富野 - 角田間が運転を再開し全線運転再開。


路線
阿武隈急行線 福島 - 槻木(54.9km 24駅・第1種鉄道事業。福島 - 矢野目信号場間は、JR東日本東北本線と施設を共用)