みちのくより愛をこめて 0007

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花嫁姿の女性らが五穀豊穣ほうじょうを祈る「七行器ななほかい行列」が23日、福島県南会津町田島で行われた。

あでやか「花嫁行列」…五穀豊穣祈る

花嫁姿の女性らがお供え物を入れた器を手に練り歩き、五穀豊穣ほうじょうを祈る「七行器ななほかい行列」が23日、福島県南会津町田島で行われた。

 800年以上の伝統を持つとされる国指定重要無形民俗文化財「会津田島祇園祭」のメイン行事。男性はかみしも姿、女性は日本髪のかつらや華やかな着物で着飾ることから「花嫁行列」と呼ばれている。

 町内外から集まった約100人は、「お党屋」と呼ばれる祭事当番の家から田出宇賀たでうが、熊野両神社までの約1・5キロを歩き、神酒や赤飯などが入った器を納めた。


★会津田島祇園祭(あいづたじまぎおんさい)は、、福島県南会津町田島で7月22日から24日にかけて行われる、田出宇賀神社と熊野神社の祭典である(田出宇賀神社の祇園祭と熊野神社の例大祭)。「お党屋(おとうや)」という特色ある祭りの組織を中心に執行され、京都市八坂神社の祇園祭、福岡市櫛田神社の博多祇園山笠と並ぶ、日本三大祇園祭の一つとされている。

昭和56年(1981年)1月21日に田島祇園祭のおとうや行事(たじまぎおんまつりのおとうやぎょうじ)として国の重要無形民俗文化財に指定された。

日程
7月22日 例大祭・大屋台運行
7月23日 七行器行列・大屋台運行
7月24日 太々御神楽奉納