「モンドセレクション２０１５」で金賞を受けたペットボトル入り市水道水「ふくしまの水」を、来年の同コンテストに出展

ふくしまの水、モンドセレクションへ再出展へ

　福島市は国際的な品質評価コンテスト「モンドセレクション２０１５」で金賞を受けたペットボトル入り市水道水「ふくしまの水」を、来年の同コンテストに出展する方針を示した。出展に向け、市は新たなラベルデザインを公募する。
 
　同コンテストはデザインも審査対象となっており、市はラベルの一新で最高賞の「最高金賞」受賞を目指す。公募デザインは「おいしい・安全・人に薦めたくなる」を表現した図柄で「ふくしまの水」の文字を入れることが条件。

市内外を問わず誰でも応募できる。採用者には現金１０万円が贈られる。応募期間は８月３日から９月１５日まで。
　問い合わせは市水道局企画課　電話０２４（５３５）１１２０へ。

■福島市水道局が製造・販売しているペットボトル入り水道水「ふくしまの水」が国際的な品質評価コンテスト「モンドセレクション２０１５」で金賞を受賞した。市が８日の記者会見で発表した。４段階評価で上から２番目の賞で、水道水が金賞以上を受けたのは東北で初、全国では７例目。市は受賞が東京電力福島第一原発事故の風評払拭（ふっしょく）につながると期待している。

 　「ふくしまの水」は、水道水と同じ摺上川ダムの水を５００ミリリットル容器に詰めて平成１８年から製造している。２６年度までに２０万本を生産した。

 　市は県内外に市内の水道水のおいしさを知ってもらおうと、昨年１１月にコンテストに出品した。国内では、これまでに富山市の水道水が最高賞の最高金賞、大阪市、川崎市などが金賞を受けている。

 　市の水道水は２３年４月以降、放射性セシウム・ヨウ素の検査で「検出限界値未満（ＮＤ）」となっている。小林香市長は「国際的な評価で市水道水の安全性やおいしさが示された。結果を全国に発信したい」と述べた。

 　市役所などで１本１００円で販売している。問い合わせは市水道局企画課　電話０２４（５３５）１１２０へ。

●モンドセレクション2015の授賞式は、６月１日にポルトガルの首都リスボンにて行われました。
授賞式には冨田光水道事業管理者が出席し、パトリック・ドゥー・ハリュー会長から賞状とメダルが授与されました。 

先日6月1日、ポルトガル・リスボンのThe Pátio da Galéにて、2015年度モンドセレクション授賞式およびガラディナーが盛大に行われ、世界中から約４７０名の授賞者さまが参加されました。

2015年度のエントリーは、76ヶ国から2952商品のエントリーがあり、そのうち2595商品がモンドセレクションのメダル受賞されました。

そして、なんとガラディナーの際に、来年の授賞式開催地が発表され、ハンガリーのブタベストで開催されることになりました。