みちのくより愛をこめて 0007

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須賀川市の国立病院機構福島病院が福島県初「赤ちゃんにやさしい病院」に認定される

■福島病院が福島県初「赤ちゃんにやさしい病院」認定

 国立病院機構福島病院(須賀川市)は、世界保健機関(WHO)と国連児童基金(ユニセフ)が提唱する「赤ちゃんにやさしい病院(BFH=ベイビー・フレンドリー・ホスピタル)」に県内で初めて認定された。認定を受け、3日に記者会見した氏家二郎院長は「母乳は栄養価が高く、赤ちゃんにとって大切で、母親とも触れ合える。他の病院にも母乳育児を広めていきたい」と話した。

  BFHは、WHOなどが母乳育児成功のための基準として世界の産科施設に呼び掛けている「母乳育児成功のための10カ条」に長期にわたって取り組む施設を認定する。「母乳育児の方針を全ての医療にかかわっている人に、常に知らせること」などが条件。

  福島病院は、母乳で赤ちゃんを育てる母乳育児を推奨しており、産後すぐの乳幼児には水分や糖水、人工乳の授乳は必要最小限にとどめるなどしている。同病院ではBFHの認定を得るため、助産師や看護師が医者や栄養士らと協力。母乳の出やすい献立作りなどで、母乳育児がしやすい環境を整え、母乳率を向上させた。

 

★独立行政法人国立病院機構福島病院

独立行政法人国立病院機構福島病院(どくりつぎょうせいほうじんどくりつびょういんきこうふくしまびょういん)とは、福島県須賀川市にある病院。

独立行政法人国立病院機構が運営している。政策医療分野における循環器病、成育医療、呼吸器疾患(結核含む)、重症心身障害、エイズの専門医療施設であり、骨・運動器疾患等などにも取り組む。

旧国立療養所福島病院であったが、国立郡山病院との統合、及び病棟新設と同時に国立病院から独立行政法人となり現在の名前に変更された。周産期母子医療センター・エイズ治療拠点病院に指定されている。独立行政法人国立病院機構福島病院付属看護学校を併設する。

 

当院では理念「『納得』の医療で地域や社会に貢献」の下に、地域医療機関との良好な連携を図り、職員一同
  ●患者さんの目線に立ち、
  ●誠実で、公平性があり、
  ●分かりやすい説明で、同意を得て
  ●安全・安心で質の高い、専門性のある
  ●明細がクリアーな
  患者さんや家族を始め、地域社会の皆様、そして職員も納得のゆく医療の提供を常に心掛けております。
  そのため地域の皆様との相互理解をなお一層深める場として、病院祭、花火大会・松明あかしイベントなどを開催しております。是非お気軽に足を運び、交流の機会を大いに楽しんでいただきたいと思います。

●目  標
 
 ① 政策医療ネットワークの下に、周産期母子医療、重症心身障害医療及び脊椎・関節外科医療等に関して高度専門的な医療の充実を図ります。
 
 ② 医療は「患者さんのために患者さんになされる共同行為である。」ということを忘れずに患者さんの目線に立った医療の提供を実践します。
 
 ③ 限られた医療資源を有効に活用し、健全な病院運営を実践するため経営意識の向上に努めます。
 
 ④ 地域において必要とされる医療を的確に実施するため、地域医療機関との連携・強化を図るとともに、地域医療の向上に積極的に取り組みます。
 
 ⑤ 変化する時代の要請に対応できる医療従事者を養成するため、様々な職種を対象とした研修等を実施し、自己研鑽を積みます。
 
  
 
  「成育医療、重症心身障害」に関し、ナショナルセンター等との連携の下に、また脊椎・関節外科についても、専門的な医療の充実を図るとともに、臨床研究、教育研修の機能を備えた施設とする。
  また、健全な病院経営を実践するため、効率的かつ透明な医療経営の確立を図る。
 【主たる機能】
  ○診  療
   ア 周産期母子医療に関する専門的医療を行う。
イ 重症心身障害に関する専門的な医療を行う。
ウ 脊椎・関節外科等に関する専門的な医療を行う。
エ 医療計画を踏まえた地域医療の貢献に積極的に取り組む。
  ○臨床研究
   ア 臨床研究部の設置に向け、臨床研究事業を積極的に進める。
イ 政策医療ネットワークを活用し質の高い治療研究などの臨床研究を進める。
  ○教育研修
   ア 質の高い医療従事者を養成、医療技術の向上を図るため、計画的な研修を実施する。
   イ 地域の医療従事者を対象とした研究会や地域住民を対象とした公開講座を開催し、地域社会に貢献する教育活動を実施する。
  ○病院運営
   ア 取り巻く医療環境の変化に応じて、経営戦略や事業計画を通じた経営管理サイクルを更に充実させる。
   イ 平成22年度末の経営改善計画の達成状況を踏まえ、診療機能・病床規模の見直しなどの必要な措置を講ずるとともに、経営改善に引き続き取り組む。(再生プラン)


●標榜診療科

20の標榜診療科がある。
内科
神経内科
呼吸器科
消化器内科
循環器科
小児科
外科
消化器外科
整形外科
脳神経外科
呼吸器外科
心臓血管外科
小児外科
皮膚科
産婦人科
眼科
耳鼻咽喉科
リハビリテーション科
放射線科
麻酔科

概要

面積

敷地面積

130,757m²
庁舎敷地 95,547m²
宿舎敷地 35,210m²

建物述面積

17,303m²
病床 6,762m²
管理棟・診療棟 3,563m²
宿舎 2,081m²
その他 4,897m²

病床数

総数372床
一般 - 重症児120床 その他230床
結核 - 22床