みちのくより愛をこめて 0007

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環境省は8日会津美里町仮置き場の保管汚染土壌を大熊町へ試験輸送開始

ダンプが汚染土壌などを積み込み、大熊町の保管場へ出発
 
 環境省は8日、会津美里町の仮置き場に保管している除染で出た汚染土壌などを、大熊町の中間貯蔵施設の保管場へ搬出する試験輸送を開始した。会津からの試験輸送は初めて。1カ月間で約1千立方メートル(1千袋)を搬出する予定。

  初日は作業員25人が会津美里町新鶴地区の仮置き場から、汚染土壌などの入った大型の土のう袋を運び出した。荷台に6袋を積んだ10トンダンプ10台が、新鶴スマートインターチェンジから磐越道、常磐道、県道35、36号を通ってそれぞれ1往復した。

  同町の仮置き場には約2810立方メートルの汚染土壌や廃棄物があり、今回輸送しない分については輸送が本格化してから搬出する。今月下旬に会津坂下町、10月下旬に湯川村からの試験輸送を予定している。

 

★会津美里町(あいづみさとまち)は、福島県大沼郡の町。2005年(平成17年)10月1日、会津高田町・会津本郷町・新鶴村が合併して発足した。会津盆地の南西部を占める。中央を宮川(鶴沼川)が南西から北東に流れ、会津若松市との境界付近からは北よりに流れを変え、やがて阿賀川(大川)と合流する。北部・東部は盆地の平野部(あいづだいら)が広がり、コシヒカリ、ひとめぼれなどを中心とした稲作が盛んである。南部・西部は山間地となっており会津高原へとつながる。山沿いなどではぶどう、朝鮮人参、ソバ、野菜類などが栽培されている。いわゆる、ゆるキャラはあいづじげんである。

面積
276.33 km²
(境界未定部分あり)

総人口
20,778人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
75.2人/km²
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

温泉
町内には温泉施設が3箇所ある。点在する温泉施設や各庁舎をつなぐ地域間連絡バスが合併以降2007年(平成19年)9月30日まで運行された。 高田温泉 「あやめの湯」
新鶴温泉健康センター、ほっとぴあ新鶴
会津本郷温泉 「湯陶里(ゆとり)」

松沢温泉

名所・旧跡
あやめ苑
宮川の千本桜
伊佐須美神社
向羽黒山城跡(国の史跡)
蓋沼 - 県指定天然記念物 
左下り観音
清郷美術館
千歳桜
中田観音(弘安寺)
龍興寺(国宝・一字蓮台法華経)
法用寺三重塔

公園
蓋沼森林公園 - 水源の森百選(高田地区)
ふれあいの森スポーツ公園(新鶴地区)
白鳳山公園(本郷地区)

祭事・催事
大俵引き(1月第二土曜日)
文殊祭(2月25日)
あやめ祭り(6月15日 - 7月5日)
御田植祭(7月12日)
会津本郷せと市(8月第一日曜日)

名産品
会津本郷焼
高田梅…ゴルフボールほどの大粒で種が小さく(可食部が多い)、歯触りがよい。
朝鮮人参
新鶴ワイン
身不知柿…みしらずがき。柿の木が重みで折れてしまうほど実を付けることから名付けられたとされる。渋柿のため脱渋処理(渋抜き)を施したのち出荷される。

★大熊町(おおくままち)は、日本の福島県浜通りの中央部、双葉郡(1896年以前は標葉郡)にある町。

福島第一原子力発電所(東京電力)の1号機から4号機の所在地である。なお、5号機および6号機は北隣の双葉町に立地している。2011年3月12日から3月15日までに亘って発生した福島第一原子力発電所事故の発生地。

原発事故

爆発後の福島第一原発(2011年3月16日)特徴:原発事故の「爆心地」

2011年3月11日の東日本大震災では、大熊は震度6強を記録する被害を受けた。この震災に誘発され、2011年3月12日15時36分、福島第一原発1号機で、白煙を伴う水素爆発が発生した。
3月13日以降:原発事故の影響を受けて住民の退避が必至となり、仮役場が設置された田村市船引町船引にある田村市総合体育館に多くの住民が移動・避難した(避難住民・避難場所は他にも散在)。
3月14日:11時1分、プルサーマルを用いている福島第一原発3号機で、黒煙を伴う爆発が発生。
4月3日以降 :上述の仮役場と避難住民は、会津若松市栄町の会津若松市役所追手町第二庁舎へ再移転・再移動した。
4月5日 :移転先にて、大熊町役場会津若松出張所、開設(出張所は、大熊町社会福祉協議会、大熊町商工会を含む)。
4月中旬 :会津若松にて小学校と中学校、幼稚園が開校・開園。(小学校と幼稚園は地元の既存校・既存園を統合した正式名称「大熊町立小学校」や「大熊町立幼稚園」の分校・分園、中学校は既存校の分校である)