みちのくより愛をこめて 0007

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大雨の影響で11日、相馬市と福島市を結ぶ国道115号が伊達市霊山町石田地区で崩落

伊達市で国道115号が崩落 福島県内、通行止め36カ所

 
 県内は浜通りを中心に降った大雨の影響で11日、相馬市と福島市を結ぶ国道115号が伊達市霊山町石田地区で崩落した。いわき市の国道49号も一時通行止めとなるなど浜通り、中通りを中心に道路網が寸断された。国道、県道の通行止めは午後8時現在で36カ所。
 
 国道115号と、10日に損壊した南会津町と只見町を結ぶ国道289号は復旧の見通しが立っておらず、県は迂回(うかい)路の利用を呼び掛けている。115号は東日本大震災に伴う復旧、復興事業のため交通量が増大しており、影響が懸念される。
 
 鉄道は、山形新幹線とJR東北線、磐越東線、常磐線のほか、阿武隈急行、会津鉄道、野岩鉄道が11日始発から運転を見合わせたが、午後10時ごろまでに順次、運転を再開。12日から通常運行となる見通しだが、橋の点検が必要な只見線や会津鉄道は当面、運休となる。
 
 河川の増水などに伴い、県内では2日間で相馬市や南相馬市などの575世帯、1528人が避難。午後6時30分現在、13世帯、28人が避難している。

★伊達市
伊達市(だてし)は、福島県中通り北部の市。2006年(平成18年)1月1日、伊達郡の伊達町、梁川町、保原町、霊山町、月舘町が合併して誕生した。


総人口
61,678人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
233人/km²

隣接自治体
福島市、相馬市、
伊達郡桑折町、国見町、川俣町、
相馬郡飯舘村
宮城県:白石市、伊具郡丸森町

概要

福島盆地北東部のおよそ半分を占め、江戸時代以降、養蚕業の町として発展した。現在は、行政都市の福島市を支える位置づけにあり、衛星都市としての役割を担っている。

おおむね、西端部を阿武隈川に福島盆地の一部。東端部を阿武隈高地の順に、高低差がある盆地特有の地形である。

名産のあんぽ柿や、全国有数の収穫量があるモモ(桃)の産地である。

河川
阿武隈川
広瀬川
塩野川
東根川
小国川
石田川


霊山

観光
自然 霊山(りょうぜん)
水辺の学校 梁川町五十沢柴崎。阿武隈川の親水公園で、冬期には多数の白鳥や鴨が集まる。


名所旧跡等 梁川城趾 梁川町鶴ヶ岡。福島県史跡。鎌倉幕府設立期に築城され、ながく伊達氏の本拠地だった。中世庭園の一部が復元されている。

高子ヶ岡館趾 保原町高子。常陸国から伊達郡入りした伊達氏が最初に居留した館の跡。2005年に公園として再整備された。

農業協同組合発祥の地 霊山町上小国。産業組合法公布の2年前、1898年(明治31年)10月23日、佐藤忠望が農民の困窮を救済するため、上小国に無限責任小国信用組合を設立。

天平陣屋跡

伝統芸能文化 保原町保原、つつこびき祭り。
梁川町山舟生、羽山神社山車祭。
霊山竹生嶋流棒術。霊山に古くから伝承され武術。現在、霊山竹生嶋流棒術健康会が地区交流センターで練習会を定期開催。
大東流合気柔術。伝承によると1898年(明治31年)に霊山神社で宮司の保科頼母から武田惣角に伝承されたという。現在、霊山では伝承されていない。

文化施設・歴史的建造物等 伊達市梁川美術館 梁川町中町。太田良平の作品を中心に収集。企画展も多い。

梁川八幡宮 梁川町八幡。伊達氏の氏神だった神社。

旧亀岡家住宅 保原町総合公園。伊達郡桑折町伊達崎にあった亀岡家の住宅を移築保存。明治中期の和洋折衷住宅。外観は洋館だが、内部は日本家屋になっている。

霊山神社
霊山寺

レジャー やながわ希望の森公園
赤坂の里森林公園
保原総合公園
高子沼ハイキングコース
霊山こどもの村
月見舘森林公園

温泉 カッパ王国