みちのくより愛をこめて 0007

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福島県警は10月1日富岡町の同署本庁舎で再開 「再び警察の灯をともすことで、被災者の安全・安心を支えたい」

富岡の双葉署本庁舎業務 来月1日に一部再開

 福島県警は10月1日、双葉署の一部業務を東京電力福島第一原発事故に伴い閉鎖している富岡町の同署本庁舎で再開する。15日に開いた県警復興治安総合対策本部会議で決めた。

 双葉郡を管轄する双葉署は現在、楢葉町の臨時庁舎に機能を移している。5日に楢葉町の避難指示が解除され、10月1日に富岡町が町役場で一部業務を再開することなどを考慮した。

 本庁舎は居住制限区域にあるため、当面は月曜日から土曜日の午前9時から午後5時まで開所する。富岡、大熊、双葉3町のパトロールや交通取り締まりを行い、一時帰宅した住民の相談などに応じる。十数人態勢とし、日中は2、3人が常駐する。

 10月1日付で本庁舎に「双葉地域復興治安推進本部」を置く。本署機能は引き続き臨時庁舎にとどめ、住民の帰還状況や復興状況を見ながら全面的な業務再開時期を探る。

 会議で石田勝彦本部長は「原子力災害の中心地に再び警察の灯をともすことで、被災者の安全・安心を支えたい」と述べた。

 

★富岡町
富岡町(とみおかまち)は、福島県双葉郡の中心にある町。東京電力福島第二原子力発電所がある。

平成23年(2011年)に発生した福島第一原子力発電所事故の影響により、 同年3月17日以降、仮役場を郡山市にあるビッグパレットふくしま内に設置していた[1]。同年12月19日以降、郡山市大槻町西ノ宮に富岡町役場郡山事務所を開設し、役場機能を移転している

面積
68.39 km²
 

総人口
14,015人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
205人/km²

沿革
明治12年(1889年)1月 - 楢葉・標葉郡役所が小浜村に置かれる。
明治22年(1889年)4月1日 - 町村制施行にともない、小浜村・小良ヶ浜村・毛萱村・上郡山村・下郡山村・仏浜村の計6ヶ村が合併して新制の楢葉郡富岡村が発足。 同時に上手岡村・本岡村・大菅村が合併して楢葉郡上岡村が成立。

明治29年(1896年)4月1日 - 楢葉郡が標葉郡と合併し、双葉郡が発足。双葉郡富岡村となる。双葉郡役所が富岡村に置かれる。
明治33年(1900年)3月1日 - 富岡村が町制施行し、富岡町となる。
昭和25年(1950年)6月1日 - 上岡村が町制施行・改称して双葉町となる。
昭和30年(1955年)3月31日 - 双葉町と合併し、現行の富岡町となる。
2011年(平成23年)3月11日 - 東日本大震災が発生。富岡町で震度6強を観測。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所 夜ノ森公園の桜並木
夜ノ森駅のつつじ
夜ノ森つつみ公園のあやめ
宝泉寺の紅しだれ桜

旧跡 小浜代遺跡
一里塚(上郡山清水、新夜ノ森)

温泉 岩井戸温泉
さくらの湯

施設 富岡町文化交流センター学びの森(図書館、歴史民俗資料館、ホール、生涯学習館)
リフレ富岡
福島第二原子力発電所エネルギー館
グリーンフィールド富岡
合宿の里とみおか(合宿センター、総合スポーツセンター)

祭事・催事 1月:鳥小屋(赤木、王塚地区)
4月:夜ノ森桜まつり
4月:浜下がり(諏訪神社)
8月:うちわ祭り
8月:麓山の火祭り
10月:浜下がり(四十八社山神社)
11月:えびす講市


その他町内施設
新福島変電所 - 夜ノ森駅西方3㎞程の地点に所在
富岡町立養護老人ホーム 東風荘 - 避難区域のため、2013年1月、郡山市菜根にて仮設施設で再開。