みちのくより愛をこめて 0007

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秋田県が「子連れ勤務」の導入を検討

「子連れ勤務」の導入を検討している秋田県は27日、女性職員が乳幼児を連れて事務作業する実証テストを初めて行った。今回は事務作業に大きな支障はなかった。今後もテストを重ね、新たに設備を設ける必要があるかなど課題を探る。

 実証テストは人事課が企画し、育休中の職員から希望者を募った。参加した国際課主事の金陽子さん(25)は約2時間、生後7カ月の長女・なな子ちゃんを乗せたベビーカーを隣に置き、メールのチェックや同僚との打ち合わせをこなした。なな子ちゃんは泣きだすこともなく、作業は順調に進んだ。

 来年度から職場復帰する予定の金さんは「娘が熱を出して保育園に預けられず、仕事を休めない場合に子連れ勤務ができれば助かる」と話した。庁内に必要な設備として、子どもが動き回れる場所や、おむつ替えや授乳、離乳食を作れるスペースを挙げた。

 人事課はテスト参加者の意見を参考に検討を進める。

 

★子連れ勤務実施会社


●モーハウス

社員のほとんどが子育てママという授乳服の製作・販売を手がけるモーハウス。子連れ出勤や在宅勤務など、様々な形で子育てと両立できる働き方を提案しています。子連れ出勤で大切なのは、「子供と仕事の両方に対する責任感」と「上手に周囲に助けてもらうバランス感覚」と紹介されています。

・モーハウスは授乳服の製造・販売におけるパイオニア的な存在として、子育てを経験したお母さんたちには有名な存在だ。また、社員が「子連れ出勤」をする会社としても注目されている。

最近は社員のために託児所を設ける企業が少しずつ増えているが、モーハウスの「子連れ出勤」はそれとは違う。お母さんは子どもと一緒に出勤し、誰かに預けるのではなく、そのまま子どもと一緒に仕事をするのだ。

●サイボウズ

小学生のお子さんをもつ社員からの提案で、子連れ出勤制度を実施。社内の共有スペースを活用して子供と一緒に仕事をする様子や、実施したことで見えてきた課題などが紹介されています。