みちのくより愛をこめて 0007

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「サイクルエイド・ジャパン2016in郡山ツール・ド・猪苗代湖」が8日郡山市の磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場をスタート・ゴールに開かれる

サイクリングを通じて東日本大震災、東京電力福島第一原発事故からの復興を支援する「サイクルエイド・ジャパン2016in郡山ツール・ド・猪苗代湖」は8日、県内外から約1100人が参加し、郡山市の磐梯熱海スポーツパーク郡山スケート場をスタート・ゴールに開かれた。

 開会式で日本サイクリング協会理事の岩城光英前法相、品川萬里郡山市長、渡辺恵次自転車協会理事長、佐藤研一福島民報社取締役郡山本社代表があいさつした。

 参加者は郡山市、会津若松市、猪苗代町にまたがる90キロコースと郡山市、猪苗代町の55キロコースに分かれ、ゴールを目指した。時折激しい雨が降ったが、参加者は「景色がきれい」「空気がおいしい」などと話しながら猪苗代湖や磐梯山の雄大な風景を楽しんだ。

 郡山市、会津若松市、猪苗代町、自転車協会、県サイクリング協会、福島民報社などでつくる実行委員会の主催。ゼビオホールディングスの特別協賛。福島トヨペットの協賛。被災地の復興をアピールする市民参加型イベントとして平成24年から開かれている。参加者全員の走行距離1キロにつき10円を県などに寄付する。

★郡山市

郡山市(こおりやまし)は、福島県中通り中部に位置する市である。中核市に指定されている。

面積
757.20km2
総人口
335,979人
(推計人口、2016年6月1日)
人口密度
444人/km2
隣接自治体
須賀川市、会津若松市、二本松市、
田村市、本宮市、
耶麻郡猪苗代町、安達郡大玉村、
岩瀬郡天栄村、石川郡平田村、
田村郡三春町、小野町
市の木
ヤマザクラ
市の花
ハナカツミ
市の鳥
カッコウ

概要

市域は、中央分水界となっている奥羽山脈の東西にわたる。市の西部は日本海側である猪苗代湖南岸に位置し、 東部は阿武隈高地に及ぶ。

市街地エリアは、栃木県宇都宮市と宮城県仙台市の中間に位置しており、東北新幹線・東北本線・東北自動車道・国道4号で繋がれている。また、西(日本海側)の会津若松市や新潟市と、東(太平洋側)のいわき市へは、磐越自動車道や磐越西線・磐越東線および国道49号で移動する事が可能である。そのため、東日本の交通の十字路として拠点化が進み、経済・内陸工業・流通・交通の要衝として、東北地方第2の人口と経済規模を擁する郡山都市圏を形成している。

このような本市の拠点性により、県域放送をしているテレビ局2局とFM局1局が立地し、県庁所在地ではないにも関わらず、本県の情報集散地のひとつとしても機能している。民営事業所数15,927か所、商業事業所数4,341か所、年間商品販売額1兆4913億円(2007年度)で、いずれも経済分野で福島県内で第1位(東北地方で第2位)であり、「商都」「経済県都」とも呼ばれている。

江戸時代には、奥州街道の郡山宿があったが、本市の発展は明治時代に開削された安積疏水の寄与が大きい。安積疏水は、農業用水として当地の開拓を進め、工業用水・水力発電・飲用水にも用いられて都市化を進めた。また、郡山駅が鉄道路線の分岐駅となって人や物が集散し、大正時代には市制施行により、本市が福島県最大の都市となった。 戦後の高度経済成長期には京浜工業地帯の企業が多く進出し、関東地方との繋がりが強まった。

市西部の布引高原では、風車33基、発電所出力65,980kW(国内2位)の「郡山布引高原風力発電所」が電源開発株式会社により建設され、2006年12月に運転を開始した。 2014年4月には産総研福島再生可能エネルギー研究所が開所し、市でも公共施設に太陽光発電設備を導入するなど、再生可能エネルギーの導入、普及促進に積極的に取り組んでいる。

2013年9月1日には推計人口が328,112人となり、それまで県内最大だったいわき市(327,993人)を上回り1966年以来約47年ぶりに県内最大都市に復帰した。しかし2016年1月1日段階では再びいわき市(349,190人)に県内最大都市の座を明け渡している。


●観光地


郡山ビッグアイ
高さ約133mの福島県内で最も高いビル。郡山市ふれあい科学館などが入居する。22階にある入場無料の展望ゾーンからは郡山駅周辺の市街地を望むことが出来る。

布引高原
標高約1,000mの台地状の高原。磐梯山や猪苗代湖が一望できる。風の高原とも呼ばれ風力発電用の風車33基が立ち並んでおり、展望台やウォーキングコースも整備されている。

猪苗代湖
日本で4番目の面積を持つ湖。湖面が鏡のように美しい事から「天鏡湖」とも呼ばれている。ウォータースポーツや湖水浴、キャンプなど県内有数のアウトドアスポットである。

高柴デコ屋敷
三春駒や三春張子人形の発祥の地で、江戸時代から300年以上の歴史を持つ工人の里。4軒の工房が立ち並び郷土民芸品を制作している。

雪村庵
室町時代の画家・雪村が晩年を過ごした庵。

大安場古墳
東北地方最大の前方後円墳で国指定史跡。東日本大震災で亀裂が入ったが2013年7月に修復が完了した。

銚子ケ滝
日本の滝百選に数えられる高さ48mの滝。紅葉狩のスポットでもある。

母成グリーンライン
熱海町石筵から中ノ沢温泉までを結ぶ道路。沿線には石筵ふれあい牧場、銚子ヶ滝などの観光名所がある。かつては有料道路だったが2006年より無料開放されている。

郡山カルチャーパーク
郡山市が管理運営している県内唯一の遊園地。市営のため入場は無料であり、乗り物も格安の料金で利用することが出来る。

郡山石筵ふれあい牧場
総面積約103haの広大な観光牧場。家畜や動物と触れ合うことができ、サイクリングや乗馬、現地で生産されたラム肉のバーベキュー等を楽しめる。飼育されている動物は、牛、馬、ウサギ、ロバ、ヒツジ、ヤギ、アヒル、クジャクなどである。

のんびりアルパカ牧場
のんびり温泉イワナの里内にある牧場。アルパカの他にミニチュアホースやヒツジも飼育されている。