いわき市で東北初のFCバス(水素で走る燃料電池バス)が運行
福島県いわき市で東北初FCバス(水素で走る燃料電池バス)が運行
いわき市の新常磐交通は1日、水素で走る燃料電池バス(FCバス)の運行を始めた。環境に配慮した車両を活用し、次世代の公共交通の展開につなげる。FCバスの運行は東北初。
公共交通機関として環境問題に取り組むため、トヨタ自動車のFCバス「SORA(ソラ)」を導入。走行時に二酸化炭素(CO2)や窒素化合物を出さず、環境性能に優れているとされる。水素は、同市鹿島町に整備された商用定置式の水素供給施設「いわき鹿島水素ステーション」で調達する。
バスは1日5本運行し、同市のJRいわき駅―鹿島―小名浜線の停留所約40カ所に止まる。子どもや高齢者も乗降しやすいノンステップバスで、従来の路線バスより走行音が小さく、座席や立ち席、乗務員を含め最大78人が乗車できる。
月曜日を除き毎日運行し、利用状況を見て増便も検討する。
★FCバス(えふしーばす)(英語表記)FC bus
水素と酸素による化学反応で発電する燃料電池によって、モーターを回して走る燃料電池車のバスのこと。「FC」は英語の「Fuel Cell」の略語で燃料電池を指す。ガソリン内燃機関自動車がガソリンスタンドで燃料を補給するように、燃料電池自動車は水素ステーションで燃料となる水素を補給する。走行中に二酸化炭素(CO2)を排出しない環境性能の高さや、排気音のない静かさが燃料電池車の特徴である。日本では乗用車タイプの燃料電池車が2014年にはトヨタから、16年にはホンダから発売されている。16年10月17日、かねてより燃料電池を用いたバスの実証実験を行ってきたトヨタ自動車はFCバスを2017年初めに発売することを発表、手始めに東京都に2台が導入され、17年3月頃から路線バスとして使用される。FCバスの市販は日本で初めて。
★いわき市(いわきし)は、福島県浜通りの南部に位置する市。
東北地方で2番目に人口の多い都市(宮城県仙台市に次ぐ)で、福島県内で最大の人口および面積を持ち、中核市に指定されている。
観光都市として脱皮する事にも成功。いわき市は東日本でありながら一年中、比較的に温暖な気候を活かし日本のハワイとして観光イメージアップを図り、東北地方で最も集客力のあるリゾート施設スパリゾートハワイアンズで成功を収める。そのほかにアクアマリンふくしま、いわき湯本温泉など多彩な観光資源を持っており、2013年度(平成25年度)の市内観光交流人口は県内第1位の年間約788万人である。
2011年(平成23年)
3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。いわき市で震度6弱を観測。しかしその震度は、震度計に記録された値であり、気象庁の推計震度分布図によれば、いわき市内の一部地域では震度6強もしくは震度7の激しい揺れを観測したとみられている
総人口339,669人(推計人口、2020年1月1日)
人口密度276人/km2
隣接自治体
田村市、田村郡小野町、双葉郡広野町、楢葉町、川内村、石川郡古殿町、平田村、東白川郡鮫川村 茨城県北茨城市
市の木クロマツ(1971年10月1日制定)
市の花ツツジ(1973年3月20日制定)
市の鳥かもめ(1996年10月1日制定)
市の魚めひかり(2001年10月1日制定)
いわき市久之浜波立海岸のツワブキが幾多の困難にも負けず令和に見ごろを迎える
風にも負けず幾多の困難にも負けずいわき市久之浜の波立海岸周辺でツワブキが見ごろを迎えている。
いわき市久之浜の波立海岸周辺でツワブキが見ごろを迎え、海に面した崖一帯を黄色の花で染め上げている。
ツワブキは常緑で葉に艶があり、草丈は50センチほど。晩秋に鮮やかな花を咲かせる。
花言葉は「困難に負けない」などで、海水のしぶきがかかる岩場にも適応している。暖地性の植物で、まとまった群落をつくっているのは波立海岸周辺が北限とされる。
※「つわぶき」 歌 天音さとみ
★ツワブキ(石蕗、艶蕗、学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.シノニム:Farfugium tussilagineum 、Ligularia tussilaginea )は、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草である。葉柄は食用になる。
石蕗 Japanese silver leaf 秋~冬の花。花色は黄、白、オレンジ。
ツワブキ全般の花言葉 「謙譲」「困難に負けない」
冬にも緑の葉が茂り、何年も枯れずによく生き残れる常緑多年草で、草の丈はおよそ50cmほどである。土の下に短い茎があり、土の上には葉だけが出る。葉は土の中の根から生える根生葉で葉身は基部が大きく左右に張り出し、全体で円の形に近くなる。長い葉柄(軸)を持ち、葉柄は大きく切れ込んだ葉身の中心につく。こうした持ち前は同じキク科のフキと よく似ているが、フキは、秋になると葉が落ちる夏緑性の草であり、常に緑の葉をつけているツワブキとは別属の植物である。ツワブキの葉は濃い緑色で、ぶ厚くて表面につやがあり、若いときには綿毛が多い。葉の裏面に毛が多く生えている。葉の間を抜けて花茎を伸ばし、その先っぽに散房花序をつけ、10月の終わりごろから12月の初めごろにかけて直径5cmほどのキクに似た黄色い花をまとめて咲かせる。そのため日本においては、「石蕗の花(つわのはな)」や「いしぶき」は初冬の季語とされている。
★波立海岸(はったちかいがん)
福島県いわき市の太平洋岸を南北に走る国道6号線の四倉と久ノ浜の間に位置する波立海岸は、お正月の初日の出の名所として有名です。
久之浜・波立海水浴場で海開き 日本財団 海と日本PROJECT in ふくしま 2019 #15
「第49回福島わらじまつり」と「第54回郡山うねめまつり」フィナーレを飾った。
福島県都の夏を彩る「第49回福島わらじまつり」は最終日の4日、福島市中心市街地の国道13号(信夫通り)でヒップホップ調の音楽に乗せて踊る「ダンシングそーだナイト」などが繰り広げられ、2日間にわたるまつりを盛大に締めくくった。来年は50回の節目となり、まつりは大きく刷新される予定。
福島わらじまつり、ダンシングそーだナイト(2017.8.4)
「ダンシングそーだナイト」には2日間で50団体約2900人が参加。団体ごとにそろいの衣装で軽快なダンスや一輪車などのパフォーマンスを披露し、沿道に詰め掛けた観客を楽しませた。ダンスに混じって「大わらじパレード」も行われ、12メートルの大わらじが担ぎ手によって宙に浮いたり、波を打ったりしながら練り歩いた。
「わらじ競走」50チーム競う
福島市で行われた第49回福島わらじまつり最終日で、国道13号を舞台にわらじを担いで健脚を競う「わらじ競走」が繰り広げられ、県都を熱く盛り上げた。
小学生、女性、一般の三つの部門に1チーム約10人の約50チームが出場し、タイムを競った。一般の部では参加者が、コース序盤と終盤の2カ所で来場者から水を掛けられながら駆け抜けた。
◆8月最初の週末となった4日、県内各地で夏祭りが行われ、家族連れなどでにぎわった。
郡山市の夏の風物詩「第54回郡山うねめまつり」は最終日を迎え、52団体約3000人が「うねめ踊り流し」に登場し、熱気あふれる3日間の祭りのフィナーレを飾った。
同市の駅前大通りをメイン会場に行われた「踊り流し」には、参加者がそろいの浴衣や法被を身にまとい参加した。「新うねめ音頭」に合わせ、華麗に踊り流した。
コンクールでは、正調部門大賞に太田綜合病院、創作部門大賞にあさか野YOSAKOI王舞神が選ばれた。
★福島わらじまつりについて
福島わらじまつり(ふくしまわらじまつり)は、福島県福島市の夏祭り。日本一の大きいわらじを担ぎ市街地を練り歩く特徴から、福島県を代表する祭りに数えられる。
江戸時代から300年以上の歴史がある信夫三山暁まいりを参考に、1970年(昭和45年)に福島市及び福島商工会議所が市民の健脚を願って始めた夏祭りである。旧正月14日に片方の大わらじを奉納(信夫三山暁まいり)し、8月にもう片方の大わらじを奉納する。8月の祭りが福島わらじまつりである。わらじの大きさでは恐らく日本一の大きさを誇る。東北6大祭りこと東北六魂祭の一つに数えられている。
●わらじ音頭
初日に行われるイベント。盆踊り調の「わらじ音頭」に乗せて国道13号線を練り歩く。 振り付けは決まっていて、ゆったりとした感じで過ぎていく。 参加団体以外の一般参加は認められていないが、2007年からは最後のターンのみ列に混じって一緒に踊れる。
●ダンシングそーだナイト
かつての「ピーチサンバ」を発展的に解消させたイベントで、両日開催。 「わらじ音頭」をラップ風にリメイクした曲で、振り付けは任意。 こちらの参加団体以外の一般参加は原則禁止。一時期携帯審査を行った時期があったが、2007年以降は行われていない。 最終日のⅡ部のみ距離が長くなる。
●わらじ競争
小学生・女性は大きなわらじ型押し車、一般は山車を引いてタイムを競う。 予選は2チーム対抗で行われ、先に金銀のわらじを取ったほうが勝利。 一般は上位で決勝戦が行われる。
★郡山うねめまつりについて
郡山うねめまつり(こおりやまうねめまつり)は、福島県郡山市にて毎年8月第1金・土・日(2014年は、8月の木・金・土)の3日間行われる祭り。東北五大祭りの一つに数えられる場合がある。
郡山市と郡山商工会議所が中心となり、郷土の伝説である奈良時代の宮中女官の「采女(うねめ)物語」を主題として作られた祭り。日本最大級の大太鼓「十尺大締太鼓」が響く中での踊り流しを中心に、様々なイベントが行われる。
内容
郡山市中心部のJR郡山駅西口駅前広場一帯と、駅から伸びるメインストリート駅前大通りの終点までをメイン会場とし、市内片平町の山ノ井農村公園(うねめ公園)などをサブ会場として開催される。
初日には、山ノ井農村公園(うねめ公園)内にある采女神社にて奈良の市長やミス奈良とともにうねめ供養祭が行われる。
また、同時に亀の放流も行われ、市郊外にある西部ショッピングセンターを会場に「ちびっこうねめまつり」が開かれる。初日はメイン会場以外での行事が中心で、メインイベントであるうねめ踊り流しも行われないことなどから、実質的には初日が前夜祭の性格を持つ。
二日目以降はメイン会場の駅前大通りで、うねめ踊り流し、ひょっとこ踊り、うねめ太鼓、ミスうねめパレード、ゆかた de うねめコンテストなどが行われる。
メインイベントのうねめ踊り流しでは、踊り手らがパレード形式で、竹飾り提灯で彩られた駅前大通り一帯を山車と共に踊りながら進む。うねめ踊りは職場、学校などでチームを組み、団体参加するのが基本であり、開催日前には市内各所で踊りの稽古が行われる。
踊り流しの際に演奏される十尺大締太鼓は日本最大級の直径3.3mを誇り、祭りのシンボルの一つとして定着している。
福島県大熊町、双葉町で10月28日原発事故に伴う汚染土や廃棄物を保管する中間貯蔵施設が本格稼働
環境省は28日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染で生じた汚染土や廃棄物を保管する中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)を本格稼働させた。
現在、汚染土などは県内各地に仮置きされており、こうした状態の解消が期待される。ただ国が確保できた中間貯蔵施設の用地は約4割で施設の一部の完成にすぎず、仮置き解消にはなお時間がかかる。
この日は、汚染土と草木などの廃棄物を分ける「受け入れ・分別施設」(大熊町)の本格運転と、分別後の汚染土を放射性セシウム濃度に応じて保管する「土壌貯蔵施設」(同町、貯蔵容量約5万立方m)の運用を始め、本格貯蔵を開始した。
★中間貯蔵施設の概要
中間貯蔵施設は、福島県内の除染に伴い発生した土壌や廃棄物等を最終処分までの間、安全に集中的に貯蔵する施設として、東京電力福島第一原子力発電所を取り囲む形で、大熊町・双葉町に整備することとしています。
本格的な輸送に先立ち、輸送手段の安全性の確認等を行うための「パイロット輸送」を約1年間行いました(平成28年3月終了)。これらを踏まえて、平成28年度より段階的な本格輸送を開始します。
また、平成28年度より本格的な施設の整備に着手し、順次、現在の保管場への搬入から、本格的な施設への搬入に移行していきます。
中間貯蔵施設の整備や管理運営に当たっては、関係法令を遵守するなど、安全・確実に実施していきます。
仮置場などに保管されている除染に伴い発生した土壌や廃棄物
現在、県内市町村の仮置場などに保管されている、除染により取り除いた土壌や側溝の汚泥、草木、落ち葉などを貯蔵します。
1kgあたり10万Bq(ベクレル)を超える放射性セシウム濃度の焼却灰など
可燃物は、原則として焼却し、量を減らした上で、焼却灰として貯蔵します。
福島県内の除染土壌などの発生量は、減容化(焼却)した後で、約1,600万m3~2,200万m3※と推計しています。
※約1,600万m3~2,200万m3は東京ドーム(約124万m3)の約13~18倍に相当
中間貯蔵施設の検討に当たっては、上記の他、追加的な除染など、現時点で推計が困難な分野の貯蔵も考慮しています。
★大熊町(おおくままち)は、日本の福島県浜通りの中央部、双葉郡(1896年以前は標葉郡)にある町。
福島第一原子力発電所(東京電力)の1号機から4号機の所在地である。なお、5号機および6号機は北隣の双葉町に立地している。2011年3月12日から3月15日までに亘って発生した福島第一原子力発電所事故の発生地。
総人口 0人(推計人口、2017年5月1日)
◆地理
阿武隈山系の東に開けた浜通り地方の中央に位置しており、東は太平洋に開ける。行政上では、北に浪江町と双葉町、西に田村市、南に川内村および富岡町と隣接する。
山 :三郡森(さんぐんもり)、日隠山(ひがくれやま。標高601.5m)
川 :熊川
隣接する自治体
双葉郡 :浪江町、双葉町、富岡町、川内村
田村市
◆原発事故
2011年3月11日の東日本大震災では、大熊は震度6強を記録する被害を受けた。この震災に誘発され、2011年3月12日15時36分、福島第一原発1号機で、白煙を伴う水素爆発が発生した。
3月13日以降:原発事故の影響を受けて住民の退避が必至となり、仮役場が設置された田村市船引町船引にある田村市総合体育館に多くの住民が移動・避難した(避難住民・避難場所は他にも散在)。
3月14日:11時1分、プルサーマルを用いている福島第一原発3号機で、黒煙を伴う爆発が発生。
4月3日以降 :上述の仮役場と避難住民は、会津若松市栄町の会津若松市役所追手町第二庁舎へ再移転・再移動した。
4月5日 :移転先にて、大熊町役場会津若松出張所、開設(出張所は、大熊町社会福祉協議会、大熊町商工会を含む)。
4月中旬 :会津若松にて小学校と中学校、幼稚園が開校・開園。(小学校と幼稚園は地元の既存校・既存園を統合した正式名称「大熊町立小学校」や「大熊町立幼稚園」の分校・分園、中学校は既存校の分校である)。
◆警戒区域指定後
原発事故を受けて、町役場と住民が近隣地域に退避し、2011年4月22日から2012年12月9日までは除染や瓦礫の撤去、並びに復旧作業を行う作業員以外の町民の立ち入りが全面禁止される警戒区域となっていた。
同12月10日午前0時を期して、「帰還困難区域」(従来どおり作業員以外の住民の立ち入り・一時帰宅禁止。但し指定された日や事前の予約により日中の一時帰宅(宿泊不可)が可能な場合もある 全人口の96%の元居住地にあたる)と「居住制限区域」「避難指示準備解除区域」(日中の時間帯のみ、町からの許可を得ることを前提に立ち入り・一時帰宅できるが、宿泊不可 これらを合わせて全人口の4%の元居住地)に再編された。
★双葉町
双葉町(ふたばまち)は、日本の福島県浜通り中部にある町。
総人口 0人(推計人口、2017年5月1日)
双葉郡に属するが、1896年以前は標葉郡に属していた地域である。元々は新山町(しんざんまち)と長塚村(ながつかむら)であったが、これら2つが1951年に合併して標葉町(しねはまち)となり、その標葉町が1956年に改名して双葉町となった。
福島第一原子力発電所(東京電力)の5号機と6号機が立地している。なお、1号機から4号機までは隣接する大熊町に立地している。
2011年3月11日の東日本大震災で被災し、これに誘発されて同日に発生した福島第一原子力発電所事故(以下「福島原発事故」)の影響に伴い、3月19日以降は町役場を埼玉県内に移転していたが、2013年6月17日以降町役場をいわき市に移転している。2016年2月現在もほぼ全域が「帰還困難区域」(除染・復旧工事関係者以外の一般住民の自由な行き来が終日制限される)に指定されている。
◆地理
阿武隈山系の東に開けた浜通り地方の中部に位置し、東は太平洋に開ける。行政上では、北の浪江町と南の大熊町に挟まれた位置にある。面積は51.40km2。
冬でも雪がほとんど降らないため、福島原発事故の発生前はカーネーションの栽培が盛んであった。
「双葉」という町名は、標葉郡(しねはぐん。夜ノ森以北、相馬氏領)と楢葉郡(ならはぐん。夜ノ森以南、岩城氏領)の合併に因んだ名称であり、こちらの双葉町は旧標葉郡に属する。
山 :十万山
河川 :前田川
福島原発事故以後
2011年(平成23年)
3月11日 - 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生し、町内で震度6強を観測する。
3月12日 - 大熊に立地する福島第一原子力発電所で、1号機が水素爆発する(福島第一原子力発電所事故)。
3月19日以降、原発事故の影響を受けて住民の避難が必至となり、約1,200人の被災住民は役場の機能ともに埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナへ集団避難したほか、住民によっては他の場所にも避難した。
3月30日 - 31日 - 役場の機能および避難住民が、埼玉県加須市にある廃校(旧 埼玉県立騎西高等学校)へ再移転・移動し、同所にある旧校舎を拠点とする。
また、避難した小中学生は4月より移動先の学区の学校に転入する。
10月31日 -旧騎西高避難所でのプライベートのない生活に次第に不満が高まる。町は「できるだけ放射線の危険から町民を離したい。安全が確認されるまでは、(主な機能は)埼玉に」と主張するが福島県内で避難生活を送る町民からは「われわれの安全はどう考えてくれるのか」との声があがる。
12月28日 - 細野豪志環境相兼原発事故担当相が東京電力福島第一原発事故による汚染廃棄物を受け入れる中間貯蔵施設を双葉郡内に整備する意向を佐藤雄平知事と地元首長に正式に伝えた
味もスケールも世界一 恒例の日本一の芋煮会フェスティバル 山形で 9月17日(日)始まる。
味もスケールも世界一 恒例の山形の芋煮会 9月17日(日)始まる。
日本一の芋煮会フェスティバルでは、その山形の「食文化・秋の芋煮会」を全国に発信するために「直径6mの大鍋」をつくり、1989年より秋の一大イベントとして、開催しております。
ココが日本一いや世界一!
直径6mの大鍋には里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3,500枚、ねぎ3,500本、味付け醤油700リットル、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、山形の水6トンを入れ、6トンの薪(ナラ材)で煮炊きします。まさに美味しさもスケールも日本一です!
●地元の食材がすごい!
長ネギ、こんにゃく、牛肉、里芋、そしてきれいな水、どれも山形県内で生産される食材です。地産地消の取り組みをはじめ、地元の生産者の方々と協力して、会場へと運ばれています。
・長ネギがすごい!
日本一の芋煮会フェスティバルで使われる長ねぎは山形市内の農家の畑で栽培されたものです。 土作りからこだわった自慢のねぎです。 安全・安心・新鮮で、味も香りも抜群! 芋煮には必要な食材です。
出荷時期:8月上旬~11月中旬
・やまがたの牛肉がすごい!
日本一の芋煮会フェスティバルで使われる牛肉は、「黒毛和種」の山形牛。
和種と言うぐらいですから当然「和牛」で、尚且つ美味しいと言われる「黒毛」です。
使用される牛は1年以上山形で飼育されていて、等級がA3以上でなければ「山形牛」の名を語れないそうです。
等級は上からA5~1 B5~1 C5~1の15段階の評価があり、山形牛は上から3番以内の等級でなければならないのです。 使用される牛肉は肉牛協会という所から「山形牛」の証明書を頂いております。
部位としては皮・骨・内臓その他を除いて使われるます。オスとメスの区別はしておりません。使える部分は、1頭400kgの牛から取れる量は240kgが平均と言うことなので、全量で1.2tで、4~5頭の牛が入ることになります。
さらには、部位により、切り方や、投入するタイミングを変えて、おいしく召し上がっていただく工夫も怠ってはおりません。
・こんにゃくがすごい!
昔、こんにゃく芋が収穫できる秋限定の食べ物(生芋から加工の為)だったのですが、今ではこんにゃく芋を薄く切って乾燥させ(荒粉・あらこ)、さらに細かい粉(精粉・せいこ)にしてから作る方法(1700年代に常陸の国(今の茨城県)の中島藤右衛門が発見した方法)が主流になり、一年中こんにゃくを作ることが可能になりました。
こんにゃく芋は年平均13度ほどの気温が必要なため、寒冷地では栽培はできるものの、大きく育つことが難しく、露地栽培は宮城、山形あたりが北限となります。
山形はこんにゃく消費量1位の県ですが、こんにゃく芋の性質上、生産量は日本こんにゃく協会に数値発表すらされない生産量です。
しかし、日本一の芋煮会フェスティバルでは悪条件にも負けず、地産地消をすすめ、使われるこんにゃくの栽培にも取り組んでいます。
・やまがたの水がすごい!
自然豊かな山形市の水道水は、ミネラル分を適度に含み、まろやかなとてもおいしい水です。
さらに、山形市水道部では、徹底した水質管理を行っていますので、安心してお飲み頂くことができます。
採水地/山形市小白川
浄水池/松原浄水場
供給者/山形市水道部
・山形の里芋がすごい!
日本一の芋煮会フェスティバルのメイン食材ともいえる里芋。 山形市内の芋煮ファームにて生産者の方と共に山形商工会議所青年部のメンバーで、定植から収穫まで愛情をこめて栽培しております。
里芋は品種や地域で、形、粘り、硬さ、味が違います。 日本一の芋煮会フェスティバルでは、「どだれ」を使用。ねばり気の強さとうま味が特徴です。
生産者・JA・ボランティアその他の皆様のご協力を頂き、苗付け、直前の芋掘り、芋洗いまで取り組んでいる自慢の里芋。 里芋は大きなこだわりの一つです。
芋煮ファームで育てている里芋畑は、無農薬で除草薬も使用しておりません。
◆開催概要
名称
第29回 日本一の芋煮会フェスティバル
日程
2017年(平成29年)9月17日(日)
【雨天決行|荒天の場合は中止となる場合がございます】
会場
山形市馬見ヶ崎河川敷(双月橋付近)
主催
日本一の芋煮会フェスティバル協議会
山形市、山形商工会議所、
山形商工会議所青年部
★山形風芋煮
「山形風芋煮」は山形県の村山地方で作られている「しょう油味の牛肉を使った芋煮」。「しょう油」「砂糖」「お酒」で味付けします。
中に入れる基本的な材料は「里芋」「牛肉」「ネギ」「こんにゃく」の4つ。
これらは地元産のもので、「牛肉」は「米沢牛」、「お酒」は山形の「地酒」、ついでに「水」は地元の「おいしい水」とくるから絶品なんだ。
さらにおいしくするために「ゴボウ」と「きのこ(しめじ)」を入れる。
仙台は味噌仕立てで豚肉を使う。
第91回全国花火競技大会「大曲の花火」は予定どおり開催
第91回全国花火競技大会「大曲の花火」は予定どおり開催~。
本日の第91回全国花火競技大会は、予定どおり開催いたします。昨日までの雨により足下が大変悪くなっております。長靴など十分な対策をしてお越し下さいますようお願い致します。
第91回全国花火競技大会「大曲の花火」は関係者の懸命の努力により8月26日(土)に開催予定です。
2017年8月26日(土)※雨天時:雨天決行、強風・大雨の場合は順延(順延日は協議後決定)
打上時刻
17:30~18:15(昼の部)、18:50~21:30(夜の部)
打上数 約1万8000発
例年の人出 約74万人
人気度
全国6位 秋田県内で1位
東北地方は25日、前線を伴った低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となり、秋田、岩手両県を中心に激しい雨が降った。大仙市は一時、大曲福見町の369世帯、833人に避難指示を発令した。
仙台の降雨は35日連続となり、6~9月では1934年の観測史上1位に並んだ。
8月26日は更に雨となり、36日連続降雨日となり、新記録となった。
仙台管区気象台によると、盛岡市薮川と宮古市区界で25日未明に1時間雨量34.0ミリの激しい雨を観測した。降り始めから25日午後3時までの総雨量は岩手県西和賀町沢内243.5ミリ、仙北市田沢湖高原202.5ミリ、北秋田市比立内184.5ミリ、仙北市角館182.5ミリなど。
国土交通省湯沢河川国道事務所によると、大仙市を流れる雄物川が3カ所で氾濫し、流域の住宅や工場などが浸水した。JR東日本は秋田新幹線の運転を一時見合わせた。在来線も田沢湖線、花輪線、東北線のダイヤが乱れた。
管区気象台はこれまでに降った雨で増水や氾濫している河川があることから、26日にかけて洪水に厳重な警戒を呼び掛けている。
★大仙市(だいせんし)は、秋田県の南東部に位置する市である。
概要
2005年(平成17年)3月22日に、大曲仙北地域の8市町村が合併し誕生した市である。東京23区より広い面積を有する。
県中央部に広がる出羽山地から、国内有数の穀倉地帯である横手盆地北部の仙北平野、さらに奥羽山脈の真昼山地までの広範囲にわたって位置する。そのため、1つの市ではあるが8つの地域ごとに多種さまざまな文化や自然を見せる。
そのうち、大曲地域は市の中心部である。大仙市役所本庁が置かれ、国や県の各行政出先機関も大曲地域に集中して存在する。合わせて交通の要衝であり、地域の主要な道路と鉄道が集中する。
そして毎年8月には、雄物川河川敷運動公園にて全国花火競技大会が行われ、全国各地から数十万人の人々が訪れる。
その他の地域には農業地帯と自然が広がる。仙北平野には区画整備された広い穀倉地帯、市の東部には和賀山塊南端の原生自然、市の西部には出羽山地のなだらかな丘陵と森がそれぞれ広がる。
なお、市の名前である「大仙」の由来は、「大曲市」と「仙北郡」のそれぞれの頭文字である「大」と「仙」をとったものである
◆経済
江戸時代、雄物川の流域である大曲地区、角間川地区、刈和野地区、そして北部から流れる玉川の流域である長野地区は舟運が栄えた。その面影は今も残っている。また、協和地域では久保田藩の指導で荒川鉱山や宮田又鉱山の開発が進められた。そして現在の大仙市域東部(仙北平野)では新田開発が行われ、田沢疏水等の開発が進められた。
明治・大正時代になると鉄道が開通し沿線の地域は発展していった。特に大曲地区は大曲仙北地域の中心都市となり、今日の大仙市の中心部を形成している。昭和の初期に入ると田沢疏水が完成。今日の日本有数の穀倉地帯を形成するに至った。また荒川鉱山と宮田又鉱山は最盛期を迎えたが、その後荒川鉱山は1940年(昭和15年)に、宮田又鉱山は1965年(昭和40年)に閉山した。
戦後、大曲市となった大曲地区中心部には娯楽施設やデパートなどの商業施設が建設され、地域の中心的存在が強まっていった。また大仙市東部の仙北平野では土地改良が進み、穀倉地帯を形成し米の生産地となった。
◆名所
旧池田氏庭園(仙北地域、国の名勝)
古四王神社本殿(大曲地域、国の重要文化財)
唐松神社(協和地域、物部氏、薪能、奥殿が県指定有形文化財)
水神社(中仙地域)
国宝の線刻千手観音等鏡像を所有
強首樅蜂苑(旧小山田家住宅)(西仙北地域、国の登録有形文化財)
秋田県立農業科学館曲屋(旧伊藤家住宅)(大曲地域、国の登録有形文化財)
奥田酒造店店舗兼主屋(協和地域、国の登録有形文化財)
・旧跡・史跡・城址
払田柵跡(仙北地域、国の史跡)
米ケ森遺跡(協和地域、旧石器時代の遺跡)
十六沢城跡(中仙地域)
八乙女城跡(中仙地域)
楢岡城跡(南外地域)
松山城跡(大曲地域、現・姫神公園)
石造五重塔(大曲地域、県指定有形文化財)
四十二館跡(大曲地域、県指定史跡)
・祭事
刈和野の大綱引き(2月10日・西仙北地域、国の重要無形民俗文化財)
川を渡る梵天(2月11日・花館地区、伊豆山神社)
鳥子舞(2月15日・大曲地区、諏訪神社)
大曲の綱引き(2月15日・大曲地区、県指定無形民俗文化財)
太田の火まつり(2月第4土曜日・太田地域)
嶽六所神社奉納梵天(3月第3日曜日・神岡地域)
鹿島流し(6月下旬・大曲地区、花館地区)
淑沢番楽(8月16日・西仙北地域)
長野ささら(中仙地域、県指定無形民俗文化財)
東長野ささら(中仙地域、県指定無形民俗文化財)
国見ささら(太田地域、県指定無形民俗文化財)
・イベント
全国花火競技大会(大曲の花火)
(毎年8月最終土曜日・大曲地域)
新作花火コレクション(3月・大曲地域)
八乙女公園さくらまつり(4月下旬 - 5月上旬・中仙地域)
秋田おばこ節全国大会(6月第2日曜日・大曲地域)
全県550歳野球大会(8月・南外地域)
ドンパンまつり(8月16日・中仙地域)
「秋田おはら節」全国大会(9月第1土曜日・太田地域)
全県500歳野球大会(9月・神岡地域)
全国ジャンボうさぎフェスティバル(10月第3土日曜日・中仙地域)
・特産品・名産品
楢岡焼(南外地域)
三杯もち(大曲地域)
・清酒
八重洲(大曲地域)
秋田富士(大曲地域)
金紋秋田(大曲地域)
刈穂(仙北地域)
出羽鶴(仙北地域)
福乃友(神岡地域)
秀よし(中仙地域)
千代緑(協和地域)
面積
866.77km2
総人口
80,777人
(推計人口、2017年5月1日)
人口密度
93.2人/km2
隣接自治体
秋田市、由利本荘市、横手市、仙北市、
仙北郡美郷町
岩手県和賀郡西和賀町
市の木
ケヤキ
市の花
コスモス
他のシンボル
市の鳥 : カワセミ
市民の歌 : 夢、この大地
市の記念日 : 3月22日
山形市で8月5日、夏を彩る恒例の「第55回 山形花笠まつり」が開催 「ヤッショ、マカショ♪~」
「ヤッショ、マカショ」の掛け声に合わせ、着物姿の踊り手たちがベニバナを模した花飾り付きの編み笠を両手でくるりと回し、市中心部の大通り約1・2キロ・メートルを進んだ。6、7日も開催される。
初日は紅花の飾りをあしらったかさを手にした54団体、約4800人が華麗な花笠踊りを群舞した。
パレードは6、7日も午後6時10分に出発し、同9時45分ごろまで実施。主催する県花笠協議会によると3日間で計158団体、約1万4000人が参加する。昨年並みの約100万人の人出を見込む。
花笠まつり(はながさまつり)は、スゲ笠に赤い花飾りをつけた花笠を手にし、「花笠音頭」にあわせて街を踊り練りあるく日本の祭である。山形県内など数か所で開催されているが、例年8月に山形市で行なわれる「山形花笠まつり」が広く知られている。戦前から行われている東北三大祭りに戦後から始まり広まった「山形花笠まつり」と「盛岡さんさ踊り」を加えた5つの祭りを東北五大祭りと呼ばれる事もある。
起源
花笠まつりで歌われる「花笠音頭」の起源は諸説あるが、大正中期に尾花沢で土木作業時の調子あわせに歌われた土突き歌が起源といわれており[1]、昭和初期にこれが民謡化され「花笠音頭」(またの名を「花笠踊り唄」といわれる)となった。また、1963年(昭和38年)パレード用に振り付け、蔵王夏祭りとして始める。
また踊りについては、菅で編んだ笠に赤く染めた紙で花飾りをつけたものを景気づけに振ったり回したりしたのが発祥といわれている。
花笠まつりの振り付けは、山形県内各地域別に約10種類存在していた。
1963年(昭和38年)、それらの振り付けが一本化され「正調花笠踊り -薫風最上川-」が制定された。以降、これが標準的な振り付けとされたが、紅花摘みの作業唄からとったとされる、その楚々とした踊りの動作のため、主に女性が踊り手の中心となった。
1999年(平成11年)、「正調花笠踊り -蔵王山暁光-」が、「薫風最上川」に並ぶ標準振り付けとして制定された。豪快な動作を取り込んでいるところが特徴であり、これにより男性の踊り手の増加に寄与したと言われる。
また、「おばなざわ花笠まつり」で踊られているいわゆる「笠回し」で参加する団体も多い。笠回しには5つの流派がある。