みちのくより愛をこめて 0007

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福島県矢祭町で1棟が床下浸水20日県南地方を中心に激しい雨や雷雨

矢祭で1棟が床下浸水 県南を中心に大雨、棚倉で90ミリ

 福島県内は20日午後、大気の状態が不安定となり、県南地方を中心に激しい雨や雷雨に見舞われた。県によると、矢祭町で裏山からの雨水の流入に伴い1棟が床下浸水となった。
  福島地方気象台によると、午後7時までの最大1時間降水量は棚倉町で約90ミリ、塙町で約80ミリ、矢祭町で約60ミリなどとなった。
  21日は前線の影響から全域で曇りとなり、雨や雷雨になる所もある見通し。また、高温が予想され、同気象台は熱中症など健康管理に注意するよう呼び掛けている。

 

★矢祭町(やまつりまち)は福島県中通りの最南端に位置する町である。東白川郡に属する。

面積
118.27 km²
 

総人口
5,921人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
50.1人/km²

地理

町のほぼ中心に矢祭山があり、矢祭山を回り込みながら久慈川が南北に流れる。西端にある八溝山は南方を茨城県、西を栃木県とする県境の山で東側の茗荷川流域のみが矢祭町に属する。町の東は阿武隈山地になっており、町の東西は山がちで久慈川に沿ってJR水郡線や国道118号が走る。

久慈川とその支流沿いに開けた村落であり、道路沿いに田畑や集落が広がり東館駅周辺に小さな商店が点在する。

近年では政府が主導する「平成の大合併」で小規模町村が切り捨てられるとの懸念から、「合併しない宣言」を出して話題になった[1]。現在、自立財政確立のため、全国の自治体から注目を集めるほどの行政改革を遂行中である。

名目上は福島県に入れられているが、久慈川流域に位置するため、常陸太田や水戸など茨城県北部との関係が深い。阿武隈山地を越えた沿岸地域でも、国道289号を通じた勿来へは70km離れているが、茨城県道36号を通じた日立市へは45kmしか離れていない。

●歴史・出来事
1963年(昭和38年)1月1日 - 矢祭村は町制施行し矢祭町となる。
2001年(平成13年)10月31日 - 市町村合併をしない矢祭町宣言を町議会が可決

現在の町勢
矢祭町中心部総人口 - 6,740人(2005年)
世帯数 - 1,957世帯(2005年)
年少(15歳未満)人口率 - 13.5%(2005年)
高齢(65歳以上)人口率 - 30.7%(2005年)
昼間人口 - 6,516人(2000年)
労働力人口 - 3,706人(2000年)
第1次産業就業者数 - 751人(2000年)
第2次産業就業者数 - 1,609人(2000年)
第3次産業就業者数 - 1,239人(2000年)
農業産出額 - 1,980百万円(2004年)
製造品出荷額等 - 45,759百万円(2004年)
商業年間商品販売額 - 3,915百万円(2003年)