みちのくより愛をこめて 0007

東日本大震災の復興・再生を祈願して東北のニュースや浮世の話題等をお届けしています。

須賀川市産のモモや米粉を使った菓子「ふくしまフルーツシュー」5日間で計約1600個売れ人気

ふくしまフルーツシュー“人気” サクサク生地、モモのジュレ
 

 県産品の販路拡大などを目的とした移動販売車「ふくしまからはじめよう。キビタン号」で須賀川市産のモモや米粉を使った菓子「ふくしまフルーツシュー」を限定販売している夢・菓子工房かめまん(須賀川市)の鈴木茂雄社長と移動販売車を運営するビックメイツ(郡山市)の大川昌義社長は8月31日、須賀川市役所を訪れ、橋本克也市長に新商品を紹介した。

  同移動販売車では、風評被害払拭(ふっしょく)や県産品の信頼回復などを目的に首都圏や県内などでさまざまな県産品を販売、PRしている。

  ふくしまフルーツシューは、大川社長から鈴木社長に須賀川市産品でお菓子を作ってほしいと依頼があり、7月中旬ごろから開発が始まった。サクサクしたクッキーシューの生地に須賀川市産のモモ「あかつき」を濃縮したゼリー状の「ジュレ」とコシヒカリの米粉を使った特製カスタードクリームが入っている。

  移動販売車で8月20日から県外で280円(税込み)で販売され、5日間で計約1600個売れた。今後はイチゴや洋ナシなどのジュレを使った商品も作られる予定。フルーツシューを食べた橋本市長は「とてもおいしい。今後も続けてほしい」と話した。鈴木社長は「男性の口にも合うように甘さを控えめにして作った」と特長を話した。

  フルーツシューは、5日に福島市のあづま総合運動公園内で開かれる「ロックコープス」の会場で、県内で初めて販売される予定。問い合わせはビックメイツ(電話024・983・4742)へ。

★須賀川市
須賀川市(すかがわし)は、福島県中通り中部に位置する市である。

総人口
76,695人
 (推計人口、2015年5月1日)

人口密度
274人/km²

福島県の空の玄関街として福島空港があり、観光資源では全国の牡丹園で唯一の国指定名勝である須賀川牡丹園が代表格として挙げられる。

特撮の巨匠円谷英二の出身地であることから代表作品のひとつであるウルトラマンに関する町おこしやイベントを精力的に行っている。

●東日本大震災

2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災で須賀川市は震度6強を観測。 市内西部の藤沼ダムが決壊し、下流の長沼地区で家屋が流失。死者7名、行方不明者1名が出た(cf. 東日本大震災)。[1] 津波の被災に隠れていたが、農業用ダムの決壊で死者が出たのは、世界でも例がなく、極めて稀な災害であった。

また、市内の全半壊戸数は4500戸であり、総戸数に対する損壊率は17%であった。これは、当震災における津波被災のなかった内陸部の市町村において矢吹町、鏡石町に次ぐ数値であった。 この須賀川市を含め、矢吹町・鏡石町・泉崎村・郡山市にかけて全半壊率が高かった理由を、 郡山湖成層にあるとの論文が発表された。

●名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
宇津峰(郡山市にまたがって国史跡)
初寅大祭(旧正月初寅の日)
須賀川さくらまつり(4月)
高土山山開き(4月下旬)
宇津峰山山開き(4月下旬)
牡丹園開園(4月から6月)
すかがわ国際短編映画祭(5月のゴールデンウィーク明けの土日)
いわせグリーンロードレース大会(6月)
きうり天王祭]](7月14日)
ほたる&水とみどりのふるさとまつり(7月16日)
市民よさこい・盆おどり大会(8月15日)
釈迦堂川全国花火大会(8月)
長沼祭り(9月)
須賀川秋祭り(9月)
桙衝神社祭礼「太鼓獅子」(10月)
円谷幸吉メモリアルマラソン大会(10月)
すかがわ産業フェスティバル(10月)
松明あかし(11月第2土曜日)
牡丹焚火(11月)