みちのくより愛をこめて 0007

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くずまき高原牧場、新商品「くずまきの恵みプレミアム チーズサイロパン」を19日に発売

葛巻町のくずまき高原牧場は、新商品「くずまきの恵みプレミアム チーズサイロパン」を19日に発売する。

 

同牧場の創立40周年記念事業の一つで、町内産牛乳や牧場産チーズをふんだんに使い、口当たりの優しい味に仕上げた。今後もくずまき高原ブランドの商品化を進める予定で、節目の一年に食を通じて牧場の魅力をさらにPRする。

 

 チーズサイロパンは直径約11センチ、長さ約20センチの筒形。酪農の町らしく、飼料を収蔵するサイロもイメージした。

 

 生地には同牧場が販売する低温殺菌牛乳をたっぷり使い、クリームチーズもちりばめた。盛岡市の料理研究家、小野寺恵さんが監修。今年1月から商品作りに取り組み、牛乳のほのかな甘さとチーズのこくが口の中に広がる一品に仕上げた。

 

 同牧場のほか、盛岡市菜園のカワトク地下1階にある直営のヨーグルト専門店「シュクラン」で販売する。税込みで994円。

葛巻町(くずまきまち)は岩手県の中部に位置する岩手県岩手郡に所在する町である。

面積
434.96 km²
 

総人口
6,582人
 (推計人口、2015年2月1日)

人口密度
15.1人/km²

概要
キャッチフレーズは、「北緯40度 ミルクとワインとクリーンエネルギーのまち・葛巻町」。町内に散在する牧場・農場を活用したグリーンツーリズム、山ぶどうを原料とした「くずまきワイン」の生産、風力発電(風車15基)・太陽光発電(例:葛巻町葛巻中学校 - 電力自給率100%以上)・バイオマス発電(バイオガス)などの新エネルギー発電で、160%以上の電力自給率をもつ。

地理
町の中心部は標高約400m、周囲は1000mを超える山々に囲まれていて、森林は町の86%である。
河川:馬淵川

歴史
葛巻町は古くから牧が作られ、軍馬の産地として知られていた。天正年間(1573年〜1592年)には奥州工藤氏の支流である葛巻氏が領有していたが、同氏は九戸政実の乱の功により岩手町一方井に移り、その居城である葛巻城は破却、葛巻は南部氏の領有するところになった。

また、天正18年には江梨鈴木氏一族の鈴木繁氏が家臣とともに来住し、小屋瀬鈴木家の祖となった。江戸時代には南部藩に属し、寛文5年からは南部藩より分藩した八戸藩に属することとなった。また、盛岡へ塩を運ぶ野田街道の宿場町として栄えた。廃藩置県の後、北九戸郡葛巻村となり、幾多の変遷を経て岩手郡葛巻町として現在に至る。

沿革
1889年4月1日 - 町村制が施行される。 葛巻村が単独で村制施行し、北九戸郡葛巻村が成立。
江刈村が単独で村制施行し、北九戸郡江刈村が成立。
田野村と冬部村が合併し、二戸郡田部村が成立。

1896年3月29日 - 北九戸郡と南九戸郡が合併し、葛巻村と江刈村は九戸郡の所属となる。
1940年12月25日 - 葛巻村が町制施行し、九戸郡葛巻町となる。
1948年7月1日 - 葛巻町と江刈村の郡の所属が岩手郡に変更となる。
1955年7月15日 - 旧・葛巻町、江刈村、田部村が合併し新たな葛巻町となる。
1978年12月15日 - 町章を制定する。

一般社団法人葛巻町畜産開発公社(くずまきちょうちくさんかいはつこうしゃ)は、岩手県岩手郡葛巻町の法人。

くずまき高原牧場に宿泊施設や乳製品工場、パン工場、チーズ工場などを併設して、年間約30万人が来場する。